12/7(土) CH10期 午前:新城先生DVD講義 午後:澤元先生ライブ講義 

本日のCH10期は、午前中に新城先生の「ホメオパシー方法論① レパートリー、TBR」後半のDVD上映授業、午後に澤元先生の「ホメオパシー基礎(歴史)」後半の授業が行われました。

午前中の新城先生パートでは、前回学んだ基礎を生かし、レパートリー、TBRを実際に使用した実践編となりました。

授業冒頭では、ホメオパシーの世界での偉大な先人たちが苦労して作成し、進化させてきたレパートリーの歴史が、詳しく解説され、学生の皆さんも新城先生のお話に何度も頷いていました。

その後、学生達はレパートリーの仕組みや使い方の解説を再度受け、新城先生が出題した演習問題に一生懸命取り組んでいました。

午後の授業では、「慢性病論」「医術のオルガノン」の翻訳者でもある澤元先生による「ホメオパシー基礎(歴史)」後半の講義が行われました。

ホメオパシーの歴史について、ハーネマンの生涯を軸にしながら、その時代背景や特徴、思想観について深い考察を進め、とても解りやすく体系的に歴史の講義がなされました。

専門性のある学術的な内容もありましたが、ホメオパシーの深い歴史に触れる貴重な講義になったと思います。

澤元先生ありがとうございました。学生の皆様お疲れ様でした。

【午前:新城先生講義アンケート 】

●新城先生の授業は実践的で成り立ちや組み立てなど、構造的な部分の解説が参考になります。TBRソフトの使い方、知ってよかったです。レメディーの処方履歴、相談者の管理も同時にできるところは、非常にありがたいと思いました。薬害に関連する部分は重要だと感じました。体調を悪くして相談会に来られる方は皆さんほぼ大量に服薬をされた経歴があり、レメディーの反応が今ひとつ(クリーンヒットしない感じ)の場合があるので、具体的で有効な内容をありがとうございます。

●授業で度々出てくるTBRの使い方が分かったので、やっとルーブリックの入れ方がイメージできました。ラストックスの所で、やはり知識がしっかり身についていなければ人に処方するのは大きなリスクを含むと感じました。焦ることなく、まずは土台を固めることに尽力します。

●日本人が抱えている問題の深さを改めて感じました。海外のホメオパスと同じやり方では、日本人の病気は改善しないということがDVDをみてわかりました。ありがとうございました。

●わかりやすい内容のTBRの引き方が以前よりうまくなったような気がします。授業をありがとうございました。特に基調のポイントがわかりやすかったです。どうもありがとうございました。

●レメディーの選び方が具体的でとてもわかりやすかった。もっともっと経験を深めていきたいです。ホメオパシーは本当に素晴らしいです。ありがとうございました。

●新城先生の授業はとても分かりやすくて楽しいです。具体的な症例や、今日の授業は初めてソフトを使って教えていただいたので、とても実践的で為になりました。ありがとうございました。

●基調とか全般とか系統とかに分類(TBRにあった言葉)できるように練習することが大事だと思いました。

●ホメオパシーの治療は、学んでから気を付けて行う必要があることがわかった。

●よい声をされていて、聞き取りやすかった。

●実践的でわかりやすかったです。

【午後:澤元先生講義アンケート】

●オルガノンの変遷をたどりながら読むことで、ハーネマンが慢性病論を構築していった経緯が良くわかりました。ホメオパシー治療を行う上で、なぜマヤズム治療が必要なのか、ソーラを静める必要があるのか、日頃の授業で言われていた事を今日の授業で理解することができました。また、ZENメソッドの治療率の高さの理論的背景を落し込むことができました。ホメオパシーを学ぶのに歴史的な理解も必要であることを実感しました。どうもありがとうございました。

●非常にホメオパシーの根幹に触れるお話でした。ハーネマンが何を考え、何を悩み何を疑問に思い、どう解明していったのかがとてもわかりました。体に深く沈んでいく病気があることに気づいたとき、ハーネマンは今までの自分の確立したと思っていたものに執着せず、取り組んでいきます。彼の志の高さに尊敬の気持ちがわいてきます。彼が子どもの死でショックをうけなかったのはこのホメオパシーへの傾倒のおかげでVFが失意を覚えなかったからではないでしょうか。本日はありがとうございました。

●18世紀から19世紀の医療の転機といった時代的背景、慢性病論の確立に伴うプルービング条件の変化、オルガノンの版の違いによる記述の違いを知ることができました。今から年始にかけて、これまでの総復習を進めていく上で、土台となる基礎知識となると思うので、今日の内容をしっかりと整理していきたいと思います。

●Org3とOrg4以降の刺激因のお話や、慢性マヤズムの図式など、とても突っ込んだコアなお話に、とても専門的な博識のあるお話でした。かなりむずかしかったです。

●難しかったが、慢性マヤズムはほとんどの人が保有している、まず自分のマヤズムを調べ、レメディーを入れようと思いました。

●オルガノン、慢性病論を著したハーネマン自身の思考の変化を年代別に追うことで、ホメオパシーに対する理解が深まるように感じた。興味深い講義でした。

●ケントとの違いが少しわかり、オルガノンの読み方が変わりました。この膨大なドイツ語の書籍をていねいに翻訳された澤元先生に感動しました。

●大半の人は疥癬マヤズムに感染しているので病人でない人はいない、というハーネマンの考え方はすごいなと思いました。

●分かりやすいようで難しかった。資料を見返したい。ありがとうございました。

 

 

 

 

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