「人生を幸せに生きるための奥義・生とは何か、死とは何か」の講演が行われました。
この講演は毎年お盆の時期に開催される生と死をテーマにした講演です。
今年は3月11日に起こった震災があり、これまで以上に「生と死」について考える、強い意味を持った内容となりました。
震災以降、表面化した鬱や無力感。
ある若者は「生きる意味が分からない」と叫び、あるお年寄りの方は「私は足手まといになるから」と自分の命を断ちました。
今、私たちが考えなければならないことは何でしょうか。
これまでさまざまな死を見つめ、そして受け入れることを行ってきたとらこ先生。
今日は、ご自身のさまざまな体験を通して学んだことを、人生を幸せに生きるための奥義の数々を、私たちに伝えていただきました。
「かけがえのない今を一生懸命生きる」
この震災で亡くなられた多くの方々の犠牲を無駄にしないために。
先祖の方々の意思を受け継いで今ここにある命を大切にするために。
講演の終わりには、生きていることの実感や感謝を深く感じられるような、素晴らしいエネルギーに満ちた、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
-講演後には引き続き、「毒と私」出版記念・とらこ先生特別インタビューが行われ、とらこ先生著「毒と私」に関するさまざまな質問を、とらこ先生ご本人におこたえいただきました-