梅雨の季節、紫陽花が雨に打たれて一層色鮮やかに輝きを増し、花や葉についた水滴も美しいですね。
6月23日(日)、とらこ先生は、埼玉で自然農コメ作りに取り組むNPO法人見沼の里様よりご招待を受け、『食・心・命を繋ぐ自然農』というテーマで講演し、
とらこ先生が推進する豊受式自然農の真髄について語りました!
CHhomのウェブサイトにレポートが掲載されておりますので、宜しかったらご一読下さい♪
https://www.homoeopathy.ac/news/61156/
さて、今回は、『HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種後の副作用』を主訴にもたれる20代女性のケースをご紹介させて頂きます。
10代前半にHPVワクチンを3回接種され、かなり重篤な症状が現れました。
目が覚めているのが1日数時間しかない生活。昼も夜もなかった。
入院生活。ただやっと生きているだけだった。
色んな治療をしても悪くなるばかり。現代医学以外分からず、でも、悪くなるばかりで薬は効いていない。。。
その中で治療を探していた。
そんな中、2年ほど前にやっとホメオパシーに巡り合われました。
とらこ先生の相談会は、今年から始まりました。
初回の相談会を受けられ、2回目の相談会では、
離人症(心と体が離れている感覚)が、だいぶ良くなった。
体が動かなくなり、前の自分はどこまでも走れた、どんな重い荷物でも持てた、勉強だってやりたいだけやれたのに、どうしてできなくなっちゃったんだ……と自分を責め続け、常に焦燥感があった。
今でも動けなくて1日中横になっているしかない日が続いたり、意識がなくなったり朦朧としたりすることも多いが、『全肯定』についてとらこ先生に教えて貰い、
『具合悪くなってもいいよ』と受け入れる努力をするようになった。
『今までいじめてきてごめんね、粗末にしてきてごめんね』と言いながら体をさすり、『でも、こうして頑張ってくれていてありがとう』と声をかけたりしたら、体がこたえて反応してくれているように感じるようになった。
『今の自分でありがたい。今は基盤を整えて、時期が来たら仕事もできるようになる。今はまず自分の体と心をしっかりしていくこと。今でやれること、最善を尽くすのみ』そう思えるようになってきた。
同じ状況、状態でも、いろんなことに対して感謝の気持ちが出てくると体も現象も変わってくるように感じる。
……と報告されていました。
肉体の苦しみを頂き、その原因を自分の内に見出す作業(霊性生活)を始めたクライアント様に対し、
とらこ先生は
『自分とご神仏様との繋がりを多くしていく事。
貴女は、ワクチンの被害者となり、寝たきりになり、大変な状況を頂いた訳ですよ。
ここまでの状況にならないと、駄目な自分を見る事ができなかった。駄目な自分を含めたのが自分なのですよ。
自分に対して許していく、駄目な自分を許していく、これを徹底的にやっていけば、器の大きな神ごときの人間になれる。
だから、これは自分次第。何のためにこれが起こったか?その神意を受け取らないと、何のための苦しみだったのか?』と仰っていました。
駄目な人に見られる怖れがあり、褒められたい欲があり、頑張って頑張って、凄く頑張った。けれど、認めて貰えず、褒めて貰えなかった。
この無念さを癒すべく、とらこ先生は、サポートφ依存にこのクライアント様に合うレメディーを加えておられました。
また、このクライアント様の魂の傷を癒す為に、Atsut-shim-w.(熱田神宮・清水社の水)、Shaka-T(釈迦堂 釈迦如来)も選ばれていました。
さてその後、どのような変化が起こったのでしょう?
心身共に改善されていた前回とは打って変わり、今回は、身体的症状が激しく出て来てしまったようです。
◎腰から足にかけての酷い痛み。臀部の痛み、足の痛みがひどすぎて発狂寸前。腰から下の下半身と腕がもげそう。眠れないほどの痛みがピークに達した時には、とらこ先生にSOSの連絡を出されていました。
◎骨が折れそうな感覚。骨が弱っていて危うい感じ。
◎人と話したりして緊張したあとに頭痛やこめかみや顔面、首肩の痛みがどっと強くなる。激痛でガンガンして割れそうになる。なかなか引かない。
◎朝目覚めが困難。昼頃起床。長く寝てもスッキリしない。早く寝ても起きられない。
◎月経が重い。量が多い。
1か月以上寝込み続けた。ギリギリの状態で何とか繋いで精一杯生きていたが、それでも繋げないほど体調がぐんと悪くなって、また絶望をみた。
クライアント様は、このようにかなり状態の悪い中、本日の相談会に来られました。
『雨降る中、よく来てくれたね。杖をついて、傘をさして大変だったでしょう。』と労うとらこ先生に、クライアント様は、この日までに起こった心身の症状について話し始めました。
『糖に弱いから控えているけれど、豊受のしそ濃縮が大好きで、お砂糖を使っていないし、蜂蜜だから良いかなと思って1杯飲んだら意識を失って夜中まで寝ていました。』
『小さい時、「具合が悪い」といっても、「まだ我慢できるでしょ?まだ頑張れるでしょ?」と言われて。「もう限界なのに……」と思っていたら、そのまま倒れてしまったことがあった。
限界だって分かって貰えないんだって。小さい時からそうだった。
病院では、症状をだれも分かってくれなくて、医者に詐病扱いされて、治療がうまくいかなければ、問題をすり替えられたり。
無念で無念で仕方がなかったんだと、自分が思っているよりも、無念だったんだと。分かりました。』
とらこ先生は、
『しそ濃縮を飲んで、意識を失って、英気を養う事が出来たね。まとめて寝る事ができて、細胞にエネルギーを与える事できて良かったね。』とクライアント様にとっては驚きのコメントをされていました。
そして『とうとう出てきましたね...』と、導師様から頂いた霊的見解をクライアント様に伝えられました。
【霊的見解】
彼女の中心にある考えは、人をあごで使い、人々を自分の思い通りに動かせる。それができない人生なんて意味がない。というもので、4つ前の世の経験が元にある。
4世前の過去世において、3代前のひいじいさんが王さまだった関係で、自分はボンボンで、独裁者で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)のような感じ。そうして好き勝手やって人々を散々振り回して、人々を酷く傷つけたり酷い目にあわせた人生だったみたい。
その4世前の人生に引っ張られて、現在なかなか上がっていかない状況。
厳密にはカルマと違うが、そのような生き方、考え方を反省して改めると意志し、4世前の人生そのものの霊格を上げるという感じで、心経を唱えること。
4世前の人生で人々を傷つけて苦しめたわけですが、その魂は、反省し、そのときの人々の痛みを自分が受けとろうとしている。なので今痛みに苦しんでいる。
ただ潜在意識はインチャですから、好き勝手できない人生なんて意味がないという意識も強いので、こんなつまらないし面白くない人生なら生きていてもしょうがないし、嫌で嫌でたまらないと思っている。
とらこ先生:
こうなると、子宮頸がんのワクチンを出しても効かないね。
貴女は、好き勝手できない人生なんて意味が無いと思っていて、嫌で嫌でたまらないと思っているみたい。
これは凄く大事なものが出てきたなと思っていますよ。
貴女の魂は、4世前の生き方・考え方を反省し、罪を払うんだと決めて、今世の苦しみを選んだ。尊い事をしている。
となると、その4世前に苦しめた人々がO.K.を出さない限り、貴女の体調は良くならない。『どうぞお許しください』と心経をお唱えするんだよ。
私もカルマを払って、びっこ引きながら40何年間過ごしてきた。走る事は全くできない。それでもカルマを払っているから良かったなと思っている。
貴女もしんどいけど、用賀からここまで歩いてくることができたよね。
クライアント様:
簡単にできた訳ではありませんでした。
とらこ先生:
ここに貴女の物事の捉え方の癖があるね。
私が「この雨の中、よく来たね」って言ったら、貴女は「簡単にできた訳ではありません」と言う。
簡単に出来ない自分を責めているんだよ。「こんなに体調が悪いのに、よく歩いて来ることが出来たね。」っていう自分への労いの言葉がない。
「具合が悪い」と言っても、「まだ頑張れるでしょ?」と言われて、頑張り続けてしまった。
本当にしんどかったら、その場で蹲る事もできた。
「あーこの人たちは私の事を理解していないんだな」って、いちいち引っ掛かってしまう。
それを許さないといけない。
そして、倒れるまで頑張った自分に「頑張ったね」と言う事ができない。それだけ自分に対してケチだという事。
貴女の癖は、自分の思い通りにしてくれる事を望んでいる。それが思い通りに行かなかったから焦れた。この人生は嫌だと思った。
しかし、魂は、それを悔いて、今世は大変な人生になる設計図を描いた。
この苦しみを受け入れるよりない。
もちろん、私はあなたが少しでも楽になるように、レメディーを選ぶし、心の背景(インチャ)について提案をするよ。
導師様も、あなたの魂が少しでも楽になる事を願っていらっしゃる。
誰も、貴女を悪い方向に進ませようとは思っていない。
今の状態で幸せが増えるか?ここがポイントなんだよ。
糖を悪者にしているけど、本当にそうなのだろうか?
体には糖分が必要。与えないから、体を動かせないほどのエネルギー稼働率になっている。
何故、糖を与えないか?炎症が起きるから。
でも炎症を起こさないと治らない。体は元に戻っていかないのだよ。
クライアント様:
人生が遅れちゃう事への焦燥感が……
とらこ先生:
カルマと言う歯止めがかかっているから何をやっても上手く行かないのだから、そこに停まっていたら良いんだよ。
自分が全然成長もない、何もしていない、という状態でも、自分をどう許すかと言う事を問われている。
クライアント様:
この霊的見解について、少し心当たりがあります。
前から、人を苦しめたのかなって言うビジョンが見える時がありました。
自分がやられたのかやったのか分からないくらい。でも当事者だったビジョンをみていて、葛藤がありました。
とらこ先生:
それが自分だと分かって良かったね。
でも心経をお唱えして許しを請う道があるんだよ。良かったね。
貴女のために、サポートφ独裁者って言うのを作ったんよ。
普通のクライアントさんは『独裁者ですか?』って受け入れる事が出来ないと思うけれど、4世前のカルマでこうなってしまっているからやるしかない。
……そして、このクライアント様の魂の傷を癒すレメディーは、以下のものを選ばれていました。
■Hinum-w. (比沼麻奈為神社の水)
他者は自分を特別扱いしなければならない。他者は自分を一番大事にしなければならない。自分を優先しなければならない。偉そうインチャ。お坊ちゃん、お嬢ちゃん意識。こういう人は、エゴが強く、自己中で、自分さえよければいいという人で、こういう人は、肝臓の病気になりやすい。こういう自己中、肝臓の病気の人は、謙虚さがなく、利他の心に欠ける・人のせいにしたりする・信仰心が少ない・霊性が高くなりにくい。もし適性霊格が高いと霊性の不一致からの症状がでやすく、治り難い病気になりやすい。このレメディーをとることで、このような自己中で、自分さえよければいい、特別扱いしなければならない、一番大事にしなければならないという意識が緩み、霊性を修正する効果がある。(信仰心が出てきたり、偉そうインチャがおさまったりする)
■Sokusei-T (即清寺)
失敗したり、自分の思い通りにいかない、予定した通りにいかない、 あるいは、自分の思い描いたような人生にならず、どん底を這い回るような生き方をして人生に落胆して真っ暗闇にいて希望も喜びもなくしてしまった人に一条の光を与えて、立ち直る勇気と元気を与えてくれる。
■SoShins-uga-S. (神泉苑 宇賀弁財天の祈り)
自分は誰からも好かれない。必要とされない。相手にされない。愛されない人間なんだという考えで、もうこの世に生きる意味がないというぐらい虚無にいて、闇に飲み込まれてしまっている。 そういう暗闇にいて生きる気力を失った人に生への希望と生命力、活力を与えて再び日のもとに送り出してくれる力がある。
とらこ先生:
嘆きたい時はあるから嘆いても良い。こんなんじゃ駄目だと言いたい時は言えば良い。「でも私は貴女を見捨てないよ」という言葉を言わないといけない。
クライアント様は
一人だとグッとこらえて泣けないんですけど、ここにいると涙が止まらなくて……
とらこ先生:
ボロボロと泣けて良かったね。
カルマだったんだね。3回目の相談会で分かったね。
上っ面から剥がしていくとポンと出てくる。
道が見えて来て良かったね。
今日は、よく来てくれたね。ありがとう。
……クライアント様の不調は、殆どが過去世やご先祖様と結びついており、それはカルマである時もある。
心身に痛みを持つクライアント様が、それを素直に受け入れるのは到底難しい事なのですが、とらこ先生だからこそ、それを可能にしています。
何故それが可能なのか?とらこ先生の霊性の高さ、クライアント様への利他の精神、慈愛……こういったものが成せる業なのかなと思います。
後に続くホメオパス達は学ばせて頂かねばなりませんね。
本当にお辛い状況におられるクライアント様ですが、とらこ先生との相談会で英気を養われた事と思います。更に回復されて行きますように。
とらこ先生、本日も多くの学びをありがとうございました。
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。
とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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