本日はCH9期新入生に対して、菊田ホメオパスによる、ホメオパシーの基礎となる「ホメオパシー ハーネマンの歴史」の授業が行われました。
今から250年前にホメオパシー医学を確立したホメオパシーの父、サミュエル・ハーネマンの激動の人生について学びました。
最初医師として活動していたハーネマンでしたが、従来の治療、精神病棟の悲惨な現状に関わる中で、「従来の医学は治癒力を触発できる原理原則が全くない」と嘆き、医師の活動を辞めてしまいます。
そして独自に研究を行い自己治癒力を触発できる原理原則を求め、ホメオパシー医学に辿りついたのです。
医学会から誹謗中傷を受け、家族が命を狙われるような状況にまで追い込まれ、度重なる引越しを余儀なくされるハーネマン一家でしたが、社会から隔絶されても「ホメオパシーによってのみ病気は癒される」という信念を持ち地道に活動を続けて行く中で、流行病に対しホメオパシーが成果を上げるなど、徐々にその地位が確立して行きます。
19世紀にはヨーロッパ、アメリカ、インドなどの国々では多くのホメオパシーの学校、治療家、薬局が広がるまでになりました。
最後には由井学長の歴史にもふれ、ハーネマンから受け継がれた意志は、極東日本まで伝わり、由井学長の元へ。由井学長がハーネマンに立ち還ったアプローチ、ZENメソッドは多くの難治のクライアントさんを治癒へと導き、ここで共に学ばる喜びを共有しました。
ハーネマンの人生を学び、後世のホメオパスの歴史の流れも学ぶことはホメオパシーをこれから学んで行く際にとても有意義なことと思います。
菊田先生お疲れ様でした。学生の皆様お疲れ様でした。
目次
講義の感想
- 今日の歴史の授業はとても興味深かったです。最後に先生が話されたホメオパシー道や日本のホメオパシーの歴史から悪いと判断されることが決して悪ではなく、いろいろなことを引き起こすきっかけとなっていることを強く感じました。人間万事塞翁が馬というか…物事を成そうとするには一喜一憂を激しくしても仕方がないのだ、淡々とやるべきことをやるだけなのだと思いました。できるとかできない、ではないのだと。授業を受けていくと、そうした深い部分の安心を得ています。また、今日は自分の子供のころから抱いていたイメージとリンクするものがあり、とても面白かったです。そのせいか珍しく腿の裏から汗が出ました!!ありがとうございます。
- ハーネマンの人生をたどっていくなかで、ホメオパシーをやらざるを得ないというか、その道に進むことが決められたかのような人生だなと感じました。1~100をやるよりも、0~1をやる方が物事は大変だと思うので、ハーネマンは革命家だと思いましたし、医学界のジャンヌダルクのようだなと感じました。そして先生も仰っていましたが、寅子先生も現代の日本のハーネマンだと思うので、寅子先生が日本にいて下さって、ホメオパシーを広げて下さって本当にありがたいです。ヘリングはこじらせ男子だったけれども、それによってアメリカで活躍してLachも産んだのであればこじらせることも悪くはないんだと思えました。ハーネマンの子孫の方がホメオパシーをされていないのはもったいないなとちょっと思ってしまいました。
- ハーネマンの歴史を知ることで、ホメオパシーを確立された経緯やどの時代もアロパシーによる抑圧にあっていたこと、大変な努力、実践があったことでオルガノンやMM、慢性病論が出来たこと。その真実をクラシカルではなく、現代に合わせて高め、きちんと伝えることをしてくれたとらこ先生のすごさをひしひしと感じました!インドのカンファレンス大変だったんですね!!(内情を知らなかったので)インドのホメオパシー界にも影響を与え本当にすばらしいです!大切なのは何派とかではなく、治癒に導くために実践していくこと、人を救うこと、すごい世界に足を踏み入れたんだ・・・と実感しています。
- 歴史を学ぶ事は今を知る事に大切だという事がよくわかった。パイオニアとしてのご苦労も時代を超えて伝わってくるものがあった。ライプツッヒ大学でプルービングを繰り返してくれたお陰であり(亡くなった人までいる)感謝の念にたえません。また、由井学長が海外で讃えられている事を誇りに思う。80歳のハーネマンをメラニーのロマンスもフランスで花咲く事になり、神仏の導きを感じる(ホメオパシーが広がる)。ハーネマンの言葉で「苦しみや病気は自分自身に正直で誠実で高潔でいない事によって生まれるものである」これはもう少し勉強していかないとわからないと思った。
- たくさんのつらい体験や、意を決して入学した想いをくみとってくれる菊田先生の言葉は、いつも響きます。幼い頃から歴史の授業はなにより苦手でしたが今日の授業は、ハーネマンの人生を振りかえると、これまでの誹謗中傷やホメオパシー非難、寅子さんのこれまでとかぶる点を多く感じました。ハーネマンゆかりの地にいかれている寅子さんの姿にぐっとくるものがありました。私がホメオパシーに出会うまでの物語。今日ここに至るまでを心から感謝が湧きました。毎回の勉強がとっても楽しいです。4年間かけてこの学びをとても楽しみにしています。同期の札幌、名古屋、大阪と初めてつながれた気がした菊田先生の授業とてもよかったです。
- 去年ファミリーホメオパスコースでも寅子先生からホメオパシーの歴史を習いましたが、今回は菊田先生の授業を受けて、若干印象が違うなと思いました。菊田先生はケントに対して受容的な話しぶりでしたので、話し手によって人物像も功績も受けとめ方が変わるんだなと新鮮な感覚を受けました。誰が正しいかではなく、自分の中で咀嚼して学んでいくような楽しみ方を感じた授業となりました。本日もありがとうございました。
- ホメオパシー治療が色々な方法で行われているという事を知り、その中で由井先生が考案されたZENメソッドを学べているということにとても嬉しくなりました。何が良い悪いではなく、試行錯誤しながら患者さんを治す事に力を注ぎながら新しいものを生み出していく由井先生の姿や思いから、学ばせてもらう事が沢山あります。私自身もCHhomで学ばせてもらいながら、生き方を考えていこうと感じました。
- ハーネマンの人生やホメオパシーがどのようにしておこってきたのか、よく分かりました。ハーネマンの生きていた当日も、悪い者たちがホメオパシーを叩くために暗躍し邪魔をし命を狙っていたなんて、本当に今も昔も変わらないのだなあとつくづく思った。結核マヤズム大いに関係あるなと思いました。自分の父親も若い時に結核にかかって入院していたことありました。(自分はかかってないですが…)菊田先生の初めての講義、分かりやすかったです。ありがとうございました。
- ホメオパシーという学問が出来るまで、今現在のレメディーやマザーチンクチャーが出来上がるまで多くの方々の努力のお陰で、今学ばせて頂いていると思いました。日本ではまだ20年の歴史ですが、世界のトップを行く由井先生をはじめとする多くの先生方の授業が受けられると思うと、とても楽しい気分になります。クラシカルホメオパシーの方々と分かり合えたドイツでの出来事は素晴らしいと思いました。
- ホメオパシーが確立するまで、それぞれ大変なご苦労があった事が伺えます。他の療法の妨害を受け、命も危うい中、信念を持って研究し発表もして行ったハーネマンとご家族等の力もあり、今のホメオパシーがあると分かりました。妨害する人以外は、自分が良いと思った治療法を研究していたもの分かりました。由井先生も色々なご苦労の末、今のZENメソッドを確立されて、叉、それを学べる事に感謝致します。今後もますますの発展をお祈り申し上げます。私も先生の意思をついでいくよう努力していこうと思います。
- ハーネマンはどんなことがあっても決してあきらめなかった。そして、由井先生もどんなことがあっても決してあきらめなかった。このお2人の歴史が重なった時、胸が熱くなりました。ハーネマンの歴史を勉強することで、そのスピリットを感じることができ、「よく考え、事実を見、偏見なく判断せよ」の言葉をしっかり心に刻むことができました。医術のオルガノンと慢性病論はとっても難しく感じますが、じっくり読みこんでいこ
うと思います。オルガノンは家で音読してみたら、浸透のし方が全然違ったので、音読がいいなーと思いました。マーキュリーの話が興味深かったです。友だちがしょっちゅう口内炎ができることに悩んでいたのですが、たった1粒のマーキュリーで口内炎ができなくなったのが印象に残っていたからです。ラカシスのレメディーはヘリングの嫉妬心からできたというのが面白かったです。菊田先生、楽しい授業をありがとうございました。
- 波乱万丈のハーネマンの人生、生涯を知る事ができ、とても有意義な時間でした。人生をかけて、どこまでもストイックにホメオパシーを研究してくれたハーネマンのお陰で今現在、私が救われ、学ぶ事が出来てるのだと感謝の気持ちでいっぱいです。終盤で菊田先生に言われた「Tub傾向が学生に多い」という部分では、思い当たる事が多かったので、4年間しっかりCHhomに根を張り、ハーネマン、由井学長等、道を切り開いて下さった先人の方々に習い、生涯勉強していきたいと思います。
- ハーネマンの人生を知ることができたのは、先生もどこかでつながると言われたように、ホメオパシーがどうして生まれたか、また、その学習を進めていく上で、バックグラウンドを知る、ということなので、必須な内容であると思います。またそこから、ハーネマンの「気づき→経験→確信(確証)」に基づいたレメディーの確かさを大切にしなくてはならないという事を学びました。メラニーとの出会いには驚きましたが、その事がホメオパシーをパリ(=世界)に広めたという事の意味、役割にも、またタイミングにも(1年の差があったが故にオルガノン6版を託したという事も含めて)驚くと共に、目に見えない何かを感じました。最後に話して下さったホメオパシーを志す人の傾向(結核)についてはドキッとしました。具体的にも心当たりありありで…。(現に他に3つのヒーリングに関わっています。ホメオパシーは「医療」であり、そこが異なっていますが。)私の父も母も肺の病気で亡くなったことも事実であり驚きでした。
- ずっと、なぜクラシカルとプラクティカルに分かれたのかが不思議だった。ささいな事、ちょっとしたボタンの掛け違いのような所から、時とともに大きく離れてしまっただけであると分かった。私たちはこれから、再び1つに融合しなければならない。お互いを否定しあうのではなく、理解をして、素直に認める所は受け入れるという風にこれからのホメオパシー界が進んでいったら素敵だなぁと思う。
- ハーネマンの歴史を詳しく教えて頂きました。波乱に満ちた人生で、それでも研究を続けて今のホメオパシーを確立してくれた人だと思うと感動しました。菊田先生のお話もとても丁寧でわかりやすくて勉強になりました。が、覚えることがたくさんあって頭パンクしちゃうなという感じです。頑張ります。ありがとうございました。
- ホメオパシー道、至言でした。道がつくような剣道、柔道、華道など、心技体+魂が必要ですよね・・時間的、空間的にも広がっていて、それがCHhomに集約されて教えて頂けていることがわかり、とてもとてもとても幸運であり、使命があるから今ここにいるのかなと思いました。(居眠りできません!)ありがとうございました。祖父が結核だったので、Tubはあると思いますが、より深く学んでいきたいです。
- とても分かりやすく熱の入った講義で、とても面白かったです。菊田先生、ありがとうございました!!私たちは非常に恵まれた環境の中で最先端の技術を教えていただけている事がよくわかりました。ただ、今から私たちは、更に困難な時代に生きる事になりますから、この学んだ事をしっかりと実践し、クライアントを治癒に導くハイルクインストになるよう、少しずつ努力し続けていこうと思います。書いた後に、なんとTub傾向でしょう、と思いました。
- ハーネマンの足取りがよくわかった。最初の奥さんとは離婚したのかと思っていた。何か、代替療法のいろいろなものをまとめた本で、そんなニュアンスの漫画が入ってたのがあったので、引越しやらで家族に迷惑をかけたから別れたみたいな事が書いてあった気がする。事実はこうやって捻じ曲げられていくのだなと実感した。ホメオパシーが現在も体系付けられて残っている事は、やはり必要なものは残っていくのだと思った。
- 歴史を知ることでさらに学びを深めたいと思いました。たくさんの人々が実験を重ね、今世まで発展させながら残し、今のなお発展させている素晴らしい処方だということをあらためて実感できました。特にがん治療については、もっと早く知りたかったです。父母にももっとできたかなと・・・
- ハーネマンの歴史、ホメオパシーの歴史をしっかりと学ぶことができ、とても面白かったです。ハーネマンを知ることに多くのヒントがあると感じ、この先の学習で役立つ事だと思います。迷った時に、本日の授業を振り返りたいと思います。ありがとうございます。
- とても興味深い内容でハーネマン、ホメオパシーの歴史を知る事ができてよかった。ハーネマンが影響を受けたパラケルスス?も聞きたかった。所々、レメディの活や、症例に対応したレメディーのアドバイスがもらえるのも良かったです。
- ホメオパシーの歴史を学ぶのは楽しみだったので、授業は楽しかったです。最初にマラリア患者にキナを与えた人は、どこからヒントを得てそうしたのか、興味があります。ただすごいなと、どうやって経験医学というものができあがっていくのか。
- クラシカルのホメオパシーが、全体の90%とは知りませんでした。日本の中ではどうなのでしょう…菊田先生の授業…音読…眠気が一気にさめました!!質問にも出たように、希釈率と振とう数は、分かりにくいです。
- ハーネマンの人生、歴史を学ぶ事により、よりホメオパシーに興味を持ちました。ハーネマンの事も読んでみたいです。ありがとうございました。バッハの曲も聴かせて頂き有難かったです。
- 聞き取りやすく分かりやすい授業でした。何でも聞ける雰囲気で楽しかったです。ケント派(クラシカルホメオパシー)とハーネマン派の違いもよく分かりました。
- ホメオパシー界ではなぜケント派がかなりの多数を占めているのかという理由が良くわからなかった。
- 初めての授業でしたが、とても分かりやすく面白かったです。