街がクリスマスのイルミネーションに彩られ、寒さもひとしお身にしみる今日この頃ですが、皆様、お変わりありませんか。
今回ご紹介させて頂くのは、『両変形股関節症』を主訴にもたれる女性のケースとなります。
『先天性股関節脱臼からの両変形股関節症で、人生を通して足が不自由です。治らない病気と言われていますが治したいという意欲と希望があり、申し込ませて頂きました。』とお手紙頂き、ちょうど1年前からとらこ先生との相談会がはじまりました。
今年9月の相談会レポート(https://www.homoeopathy.ac/yui/51779/)にも書かせて頂きましたが、この1年間で、この方は、体・心・魂の全ての面において、素晴らしい改善と成長を遂げられているようです!
身体面では、前回の相談会で、『慢性化していた左側の腰痛が大きく改善』『右手親指の付けての痛み改善』『咳と痰も改善』と報告させて頂きましたが、
未だ解決していなかった『疲れると足の甲や裏が痛む。足首が無くなった感じで浮腫む』という問題は、今回、改善されたそうです♪
『左の肩が上がらない』という問題も『可動域の問題はあるけれど、上がるようになっている』との事です。
また、『喉の奥の違和感』も改善されたそうです。
体の症状がこの様に良くなっていかれた背景に、彼女の心の問題(インチャ)や霊性面(魂の状態)はどのように関係しているのでしょう?
先ず、『喉の奥の違和感』についてですが、前回の相談会から今回の相談会までの期間、『ペットを続けて失うという事件』が起こったそうです。
10年以上連れ沿ってきたパートナーのような愛犬が、乳腺腫瘍で闘病しており、とうとう末期状態に入り、2週間ほど殆ど寝ずの介護した後、ついに息を引き取りました。
『一人でこっそり泣いていると、どこからともなく来てくれて慰めてくれた。そんな存在、この子以外いなかったから。。。』
その悲しみも癒えずにいたその2週間後、飼っていた小鳥が日光浴の最中に強風に煽られて飛んでいってしまいました。
『全然風が吹いていない日で、有り得ない出来事だった。泣いて泣いて、狂い泣いて庭を歩いた』
この事件について、事前アンケートには、
『まずはパニックが起こり、続けて絶望感、自分を責める気持ちが湧いて、今は胸をえぐられるほどの喪失感が残っています。
朝起きると胸の辺りがギュッと苦しくなって、痛みを伴い、涙がダラダラと流れて、自分を責めてしまいます。「本当に胸が痛くなるんだ」ということを実感しました。
しかし、胸の痛みを感じるようになってから喉の奥の違和感がなくなったようにも感じています。』と書かれていました。
当日相談会では、とらこ先生に、『それ以外にも、スマホ無くして、ハンコ無くして、通帳無くして、、、なんだろうこれ、、、今日それが分かると思って。』と伝えられていました。
とらこ先生 『貴女は、実際、失ったんだ。胸にぽっかり穴が開くようになてしまったんだよ。』
導師様から頂いた霊的見解によると、現在、この方には二つの低霊性意識が出ているそうです。
一つ目は、『人を助け導く能力の高い指導者として人々からチヤホヤされ、また人々が土下座して助けを乞う、そういう人々を見下して、優越感を感じたい。』
二つ目は、『もう一つは、自分に土下座して救いを求めていた人々が一瞬でいなくなる。それで誰からも見向きもされなくなって社会から追放されて落ちぶれる。二つ前の過去世の経験。』
由井先生は、この二つ目の『人々が一瞬でいなくなる』『誰からも見向きもされなくなって社会から追放されて落ちぶれる』という恐れの感情が未だ癒えていない事をお知らせする為に、今回のペットロスや大切な物(スマホ、ハンコ、銀行通帳)を失う事件が起こったのではないかという見解でした。
また、この方にはかなり年下のボーイフレンドがいらっしゃるのですが、いつも『彼が去っていくのではないか』という思いが心の片隅にあるそうです。
そして、最近、彼が他の女性とコンタクトを取りそうになるのを、ヤキモチを妬いたりせず、大人らしく、それを納得しなければならないという、同じ苦しい気持ちを味わう夢を二度見られたそうです。
クライントさんは、この想いは、10代の頃からずっと抱いて来た理由のわからない苦しみなので、インチャの問題だろうと思って向き合うことにしました。
すると、子供の頃に親が妹ばかりを優先して可愛がり、妹だけに特別なものを与えた時に「お姉さんらしく納得しなければならなかった」という感情が上がってきたです。
クライアントさんは、『私は、年も上だしお姉さんなのでそれは欲しくない、ぜひ妹にプレゼントして妹を喜ばせよう、妹の喜ぶ顔を両親と一緒に見ることこそが私の幸せだ』と自分を納得させ、両親の「いい子」で居続けようとしてきたことがわかったそうです。
しかし本当は納得できていなかったし、「私だって若くてかわいいと言われてチヤホヤされたい」という、ずっと抱き続けてきた本当の願望をやっと認めて、泣く事ができたそうです。
このインチャも、更に遡れば、過去世の恐れの感情を癒す為に、この方の魂が自ら選んだ苦しみであったりするようです。
とらこ先生
『魂は、捨てられたい、焼火箸を喉に入れられたいって、この世に生まれてくる。それは何故か?
許していく為 ~ この作業が要るから、魂は果敢にも生まれてくる。
これが地獄でなく何なんだろう?でも地獄にも菩薩がいる。これって素晴らしくないか?』
とらこ先生は、自らの体験を伝えながら、インチャがあると、彼氏とのご縁が切られてしまう事。また、例え、その彼氏が自分から去ってしまったとしても、お布施と思って受け取る事を勧められていました。
この世的な欲を諦める、というのは、そう簡単な事ではありません。けれど、クライアントさんは、魂の琴線に触れるとらこ先生の言葉を涙を流しながら聞かれ、『出来る気がしてきました。』と仰ってしました。
とらこ先生は、『君はご神仏様に仕えているから。君もインチャがなければ、もっと霊性が高くなる人なんだ。』と激励されていました。
今回の相談会でこの方に選ばれたのは、サポートφ過去世。
とらこ先生のホリスティックな病理の見解では、この方の甲状腺と胸腺が上手く機能していないと鑑みて、これらのレメディーも加えられていました。
また、この方のテーマ『ケアと看病』睡眠がとれない。彼が寝ないから、寝ちゃだめだと思う。悲しみに浸ろうとする。屈辱が心の奥底にずっとある。自分に自信がなく、不満足。人の体調が悪くなるとものすごく不安になる。というこの方のテーマをカバーする、Cocculusを夜のレメディーに選ばれていました。
そして、今回の霊的見解にピッタリと合う霊性高いお水のレメディーを選ばれていました。
Shiobar-w.(塩原八幡宮の手水):他者を見下したり、悪く思う意識、他者を否定的にとらえるとりかた、考え方が緩む。そして、相手をネガティブにとるのが減って、慈しむ気持ち、愛する気持ちが大きくなり、信仰心が高まり、クンダリーニエネルギーが修正される。
Iwa-w.(伊和神社)の手水:何をやってもどんなに頑張っても、結局、人は自分から離れていくんだ、という考えの人。そういう考えの人で、自分にではなく、相手に問題があると考え、相手が自分のことを理解できない、相手が自分の価値をわかろうとしないから去って行くんだと、相手が悪いという考え方をしている人、そういう人は、いつも結局、自分から去って行くんでしょという意識を持ちながら対応しているから、自分と相手の間に壁を自分で作っている。
人が去って行くのは自分に問題があると分かっていない。にもかかわらず去った人に恨み節を言っているような人。そういう人に対して、このレメディーをとると自分が心を開いていないところに問題があるんじゃないかと気づかせる働きがある。
今回も見事なレメディーのセレクションですね~( 〃 ˆᴗˆ 〃 )
とらこ先生は、クライアントさんへ『‘自灯明’ 自分に光を当ててあげる事をしようね。』と優しく諭されていました。
クライアントさんは、とらこ先生と話していく内に、相談会前に持っていた様々な悩み、迷いを全てクリアにし、辛い現状を生き抜く覚悟をもたれたようで、最後には清々しいオーラで相談会室を去っていかれました。
とらこ先生、クライアントさんの曇ってしまった魂に、再び明るい光を差して頂き、誠にありがとうございました。
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。
とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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