この方の主訴は、膵臓の腫瘍と貧血です。
前回のとら子先生との相談会では「自分の思い通りにならない状況を受け入れること」という宿題を出されました。
そういわれた矢先、新型コロナ感染症に係る緊急事態宣言が発令され、小学校や大学が休みとなり、今まで一人の時間があったのが、休校になったため、思い通りにいかない状況を与えられたそうです。
最初は苦しくもありましたが、何か月も状況が変わらないのが続けば、自分自身、変わらざるを得なくなったそうです。
このような境遇に対し、ご自身にとって必要な巡りあわせと受け止められたそうです。
また、職場では、大きな失敗をしてしまい、役に立てないご自身に失望される事件が起こったそうです。
その背景には、上司の方が、きちんとした指示を出さないまま仕事をしたことが理由だったのですが、事が起こったとき、その上司に「それを教えてくれませんでしたよね?」と言う代わりに「申し訳ありませんでした。」と謝罪してことを終わらせたそうです。そして家に帰って「それは指示の言葉が足りなかったからだ!私は悪くない!」と、お子様に当たってしまったそうです。
インチャ癒しを進めるにつれ、お母様が、弟ばかりを愛し、自分のやりたい事は何一つ叶えてくれなかった思い出が沢山出てきて、それが理由で、「言っても無駄」だと、何もやらずに諦めてしまう様になってしまった事が分かったでそうです。
このインチャが癒されることを願って、この職場の事件も起こったのかもしれませんね。
自分は、どう生きれば正解なのか?悩み続け、イメージでお母様に文句や怒りをぶつけたりもされたそうです。
すると、自分が依存していた事が分かり、また同時に、自分がいかに恵まれているか、という事にも気がつくことができたそうです。素晴らしいですね。
体調面では、随分と良くなられているそうです。
病院での検査結果をとらこ先生に報告されていましたが、一項目を残して全ての数値が改善しており、貧血に至っては、見事に改善されたそうです!
食事に関しては、前より食べられるようになったものの、やはり、外食となると、遺伝子組み換え食品や食品添加物が入っていて、なかなか難しいそうです。
「豊受オーガニクスレストランの食事だけは、私は全て食べられます。日本一美味しいと思っています。」と仰っていました。
すい臓に障害を持たれている方にとって、自然な食というのが、どれほど貴重なものか。
とらこ先生は、「食をないがしろにして、ホメオパシーのレメディーだけとっても、真の健康を取り戻す事は難しいです。
療法家は、栄養素を理解して、クライアントへ伝える必要があります。」と仰っていました。
そして、この方にとって重要となる栄養素と、それを含む食品の情報や、栄養素と病理の関係をふんだんに教えられていました。
皆で、もっともっと健康で幸せになりましょう