本日は、強迫性障害を長年患う50代男性のケースを紹介させて頂きます。
高校3年生の3学期に酷い鬱になり、大学4年生で、ようやく治りかけた頃に、突然、確認行為が止まらなくなってしまったそうです。部屋のドアが閉まっているか、ガスの火を消したか、テレビを消したか、不完全感がどんどん強くなってしまいました。
特に、眠る時に何かが気になって眠れなかったらどうしよう、と不安感から電灯が消えていないのでは、と朝まで部屋のライトを見続けたり、会社の重要なスケジュールや気になる事を忘れてしまったらとメモ書きしたものを頭で覚えようとして眠れなくなったりするそうです。
このような深い心の問題に長年苦しまれていた中、とらこ先生にめぐり逢い、現在は、ZENホメオパシーで、身体だけでなく、インチャ癒しをして心を癒し、霊性向上への取り組みをして魂の癒しにも取り組まれています。
改善の方向に向かっていたものの、8月9月は、仕事がとても忙しく、ストレスが多く、頭がいっぱいになると同時に不安も強くなり、自己防衛の代替として脅迫行為が増えてしまったそうです。
例えば、外出中に物を落としたのではないか、食事中は顔に何かついているのではないか、仕事中はメールの相手が間違っているのではないか。。。つまり、仕事が忙しくなると、頭がより活発となり、そうすると強迫観念も強くなるという、ホメオパシー用語でいうと、メインテニングコーズがあるため、なかなか、ここから抜け出せない、いう事です。
そういうクライアントさんに対し、とらこ先生は「何故、身を削ってまで働こうとするか、考えた事はある?」と問いかけます。
その方は「自分で自分を評価できないので自分で評価できないので、外からの評価。あと、人が怖い。はざまで苦しんでいると思います。」と答えられていました。
完璧にしないと自分を許せず、頼まれた事は全部しなければ、というインチャがあり、自分のニーズを先に持ってこれない。
この方に、それに気づかせる為、この「強迫観念障害」が存在している事を、とらこ先生は、深く掘り下げて説明されていました。
言われた事を何でも完璧にこなさなければならなと言う縛りが強い為、「自分にはパニックアタックがあり、睡眠もままならないから、少し仕事を減らして下さい」と、自分を救うための言葉を出す事ができません。
その背景には、許してくれる親がいなかったから。そして、深い所では、神様に許されていないという心があります。
とらこ先生の相談会にかかられてから、祝詞心経を欠かさず唱えていらっしゃいますが、「信仰心が増えていないと思う。どうして、ご神仏様に自分を任せられないのだろう?」と思う事が何回かあったそうです。
このように苦しまれてるクライアントさんに対して、
とらこ先生は、
「信仰心を増やすには、有難いと思う気持ちが必要だね。利他の精神が要る。
あなたがやっている仕事は、利他というより、インチャの中でやっている事が多いので、自分中心になっちゃうんだよ。自分中心になると、感謝がないから利他がなくなる。
そうすると信仰心があがらない。完璧主義。人が自分の事をどう思っているんだろうというアンテナが手放せず、ボロボロになるまでやっちゃうから信仰心が上がらないんだよね。」
と、ハッと目覚めさせられるような言葉をかけられていました。
実際、世の中には、このように頑張っておられる方は多くいらっしゃるのではないかと思います。
だから、燃え尽き症候群を患ってしまう。
そうではなく、感謝を持って利他の心で行う事を皆が心掛けていけば、世の中も変わっていくのでしょう。
とらこ先生と出逢い、霊性に目覚められ、とらこ先生の辿った道を追おうと頑張っているクライアントさんに対し、とらこ先生は「ご神仏様に委ねる」という、深遠な教えを施されていました。
明日から開催されるJPHMAコングレスでお披露目となる、とらこ先生の新刊「信仰心を高めて幸せに生きる!2」には、人が幸せに生きるための奥義が書かれています。
とても霊性の高い書籍を読んで、その恩恵にあやかりましょう!2020年秋の夜長の必読書です!!!
https://www.homoeopathy-books.co.jp/
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