秋空が美しい今日この頃ですね。皆様、お元気でしょうか。
本日の「とら子先生相談会レポート」では、子宮内膜症(子宮腺筋症)と卵巣チョコレート嚢胞を主訴にもたれる40代、二児の母親のケースをレポートさせて頂きます。
このクライアントさんのホメオパシーとの出会いは、20年前にとらこ先生の書籍を読まれたことから始まったそうです。
その後、他のホメオパスの方の相談会を受けられ、持病のアレルギーが改善し、その後は、ホメオパスにかからずとも精神的にも穏やかに過ごされていたそうです。
ところが、今年の5月、6月に生理前に不正出血があり、7月に婦人科でエコー検査を受けたところ、卵巣に腫れが認められました。
そして、8月の再検査で、子宮内膜症とチョコレート嚢胞と診断されました。
今回が、初めての相談会という事もあり、、とらこ先生は、全体的に、かなり詳細にわたる質問をされていました。
とらこ先生の長年の経験と実績から、チョコレート嚢胞を患われる方は、抗アレルギー剤を沢山とっていた事が多かった事を話すと、
まさにその通りで、この方が幼い時、アトピーでステロイドを沢山とっていたり、お母様が風邪予防として、毎食後に市販の風邪薬を出していた時があり、その後、小児性喘息を患うようになったそうです。
そして、更に多くの抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤をたくさん摂取されていたようです。
現在は、卵巣チョコレート嚢胞が、これ以上大きくならないように、これから薬物療法として、ジェノゲスト錠により、黄体ホルモンの分泌を抑えて、生理を起こさないようにして、のう胞、腺筋症が小さくなるかをみていく、という状況だそうです。
しかし、実際には、不正出血が月に1回起こっているそうです。つまり、体は、月経血を外に出したい!という事です。
とら子先生は、「体は間違ったことはしないと考えるのは大事ですね。出すべきものは出すべき。例えば、腐ったエビを食べたら、体は嘔吐したり下痢をして、その毒を出そうとしますよね。それを出さないように抑え込むというのは、その毒が更に深いところに入って行ってしまう。そして、自然の営みから背いている事になりますね。」と分かり易く話されていました。
話が進むにつれ、この方の内面に怒りが潜んでいる事をとら子先生は鋭く察知し、それに関する事を質問すると、この方は、幼少期に、父親から殴られたり、怒鳴られたり、かなり理不尽な仕打ちを受けていたことが分かりました。
母親も、お兄さんも、同じく、この父親からひどい仕打ちを受けており、「私がどうにかしなくちゃ」と思っていたそうです。でも、当然ながら、幼い自分にはどうすることもできなかった。。。
そして「他者は自分を粗末に扱ってはいけない」という価値観が生まれました。
更に「人から必要とされたいというインチャを持っており、自分を犠牲にしてでも、人に良くしたい。人から必要とされるための手段としている。」と、ご本人がドキッとするような鋭い見解を伝えられていました。
「あー。その通りだと思います。」と深く納得されていました。
とらこ先生は、この方の霊的見解も伝えながら、どういうやり方でインチャを癒すか、優しく伝授されていました。
ラストックスが自分に一番合うという、頑張り屋のこのクライアントさんは、最初は、かなり緊張した面立ちでしたが、とらこ先生の言葉のレメディーによって、涙を流し、どんどんと表情が和らいでいくのが印象的でした。
「今、あなたが、その状態でどれだけ幸せになれるか。先でもなく、後でもなく、今ここに幸せがあるか。学んでいきましょう。」とら子先生からの励ましの言葉を受けられ、エネルギー倍増されたことでしょう。
次回の相談会では、良くなられていますように、スタッフもお祈りさせて頂きます。
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