にぎやかな蝉の声もまだまだ盛んな今日この頃。
七十二候に「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」(8月12~16日頃)という言葉があるくらい、蝉は日本の夏の風物詩ですね。
新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言は、9月12日まで延長されたそうですよ。一体いつまで続くのでしょうか。。。
こんな世の中に我関せず焉、と蝉達はじめ自然界の生き物たちは、与えられた命をめいっぱい生きていて、人間だけが空騒ぎしているようにさえ映ります。
さて、本日ご紹介させて頂くケースは、40代女性。主訴は「甲状腺機能低下。長年の便秘。不妊。赤面症。対人恐怖。閉所恐怖」
今回は2回目の相談会でした。
この方は、主訴に付随して、体の左側に激しい痛みを持たれていましたが、レメディーを摂り始めて、痛みと腫れが随分と改善されたそうです。
痛みが無い時は、本当に幸せで、健康である事のありがたさを感じられているそうです。
ただ、レメディーを摂り終えたあたりから、ご主人やお母様への怒りが沸々と湧き上がってきて、怒りが爆発すると、左背中に痛みが走り、酷い時は吐き気までしてしまうそうです
ご主人に、自分が思う事を伝えても「自分はこういう性格だから仕方がないんだよね」的な反応をされ、自分の思う事が伝わらないストレス。
本気で離婚まで考えられたそうです。
とらこ先生は「最初は恋愛していたから、そういうんじゃなかったと思うけれど、、、そこをどう乗り越えて行くかっていうところだね。
自分を見てよ、もっと自分を構ってよって言いたいわけだね。それは、本当は、お母さんに言いたかったことだと思う。それを夫に転嫁しているんだよ。
もっと自分をみて欲しいと思っていたんだよね。こういう気持ちが何処から来ているのか?」と、この方の霊的見解を伝えられました。
この方の場合、「他者は自分を置き去りにし、独りぽっちになってしまう恐れと悲しみ。」の意識があり、
それは、母方のご先祖様から来る割合が高いそうです。自分は独りぽっちにされてしまう恐れと悲しみが常に出ているので、気持ちがどうしても沈みがちになり、エネルギ-もダウンしてきてしまうそうです。
それを聞いたクライアントさんは「えーーー」と驚きながらも「一人になった時、悲しくて悲しくて、凄く泣きます。」と深く納得されていました。
その他にも多くの霊性面でのお話が続きましたが、どのようにインチャと対面し、癒していくか、とらこ先生は一つずつ丁寧に説明されていました。
また、この方の言動を注意深く観察したとらこ先生は、この方に【恥の意識】が強い事を指摘されました。
すると、クライアントさんは、夢でも見たんですけど。母に「恥ずかしい、恥ずかしい」とずっと言われてきました。
「なんでできなかったの?恥ずかしい。」「そんなのも知らないの?恥ずかしい。」。。。といった調子でずっと育てられたそうです。
とらこ先生は、このような背景を鑑みながらも、この方の身体が訴える主訴を、ホメオパシー的病理から爽快明晰な分析をされました。
そして、とらこ先生の選ばれたレメディーは。。。
朝:Platina(世界で一人ぼっち)、昼:Ignatia(悲しみのレメディー)、夜:Lycopodium(恥の意識が強い。消化器系が弱い。本来、大きな可能性を持っているのに、小さく縮こまっている)
これらのレメディー全て、脾臓、肝臓をカバーし、精神面でも身体面でもピッタリです!
とらこ先生曰く『Platは輝いていなければならないから。輝きには輝きをいれると、そんなに輝かなくて良いじゃんってなるんだよ。
Platは、銀に見えるから辛い。‛私は金よ’ってずっと言っていなければならない。金で美しくてこうなんだもんって。でも実は脆いんだ。こうなった所以は、親がちゃんと愛をもって育てなかったからだね。』
随時には、サポートφYuchakuにとらこ先生オリジナルのレメディーを加えられました。
精神面では、サポートφMisuteも良い選択だけど、子宮、卵巣の膜が、背中の腰に張り付いている、という事で、先ずはここからやるべきという事でした。
流石、長年の臨床経験を持たれるとらこ先生のなせる業ですね!
また旦那さんに対しては、「Magic word(魔法の言葉)がけをすることで関係が良くなっていくよ。」とアドバイスされていました。
初回の相談会から、既に変化が起こり始めているこのクライアント様。益々良くなられますように。
とらこ先生、本日も、貴重な相談会をありがとうございました。
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