早春の冷ややかな空気に白梅や紅梅をみると、心も弾んできますね。
皆様、お元気にされていますか?
さて、本日のとらこ先生の相談会レポートでは、50代女性のケースを紹介させて頂きます。
主訴は『左胸腋のしこり』で、乳癌の疑いがあります。
多くの難治のケースをみてこられたとらこ先生は、癌という病理についても精通されています。
この方の状態を細部に渡ってみていき、特徴や傾向を捉えられていました。
人は何故病気になるのか?
先天性の病気は例外ですが、健康な体をもって生まれてきたのに、病気になってしまうのは、先ず、心が病む事から始まります(霊性の面では、カルマの問題も関与しているみたいです)。
とらこ先生が、「幸せ度というのについて、100%を100とした場合、貴女の今の生き方の数値は?」と聞くと、この方は「30~40」と答えられてました。
喪失感とか無念感を持ちながら生きている状態です。
とらこ先生に「何が貴女の自由を阻んでいるの?」と聞かれると「経済的な事もありますし。。。」と仰っており、仕事に喜びを見いだせないまま、毎日を過ごされている事がうかがえます。
朝の準備時間も入れれば、起きている時間の3分の2位は、仕事に費やす時間です。
とらこ先生は「その時間を30%のエネルギーで生きていて、どのように自己治癒力が上がれると思う?」と問われていました。
それに対して、この方は「プライベートの時間を充実させる。」と回答していましたが、とらこ先生は「それでは付け焼刃なんだよ。嫌な事をしているから、チョコレートを食べて癒そう、というのと同じ。
今日、頑張ったし、アンパン食べよう、と同じ。ずーっと幸せがあるという状態にするにはどうするか。そうでないと自己治癒力は上がらないでよっていう事だよ。」と優しく諭されていました。
気持ちが楽になる事を求めて食べすぎてしまう傾向があるこの方に、どのように食を正していくか、具体的なやり方を丁寧にアドバイスされていました。
また、インナーチャイルド癒しにも取り組まねばなりません。
一見、穏やかそうに見えるクライアント様でしたが、とらこ先生は、この方には未解決の怒りの感情が多くある事を見抜かれていました。
良い人でいなければならない。はみ出してはいけない。という縛りの中でストレスを感じながら生きてきた。我慢を虐げられてきた。
「自分の中に押し殺した怒りがある事は分かる?」という質問に、この方は「分かります。」と頷いていらっしゃいました。
とらこ先生は、「左腋の下のシコリが悪いんじゃない。今まで、心にも体にも一杯老廃物をためたのだから、それを出そうと体が頑張ってくれている。
泣いたり、不安がったり、辛いんだっというのを表面に出していく事が大切。癌かもしれないという状態にならないと分からなかったね。
良いとか悪いとか判決を下さないで、あぁ、私、この人に怒ってるな、嫉妬しているな、あぁ、こうして人を憎んだな、って自分に共感し、理解してあげる事が大切。こういう生き方をして下さいね。」
と、仰っていました。自分の傾向を認識して、改革していく覚悟を持つことが、今、この方に求められています。
今までの生き方、考え方を根本的に変えるというのは、そんなに簡単な事ではありません。それが分かった上で、この様な言葉がかけられるのも、真の療法家のとらこ先生ならではの事です。
このクライアント様が、自分を変革する勇気を持たれますように。スタッフ一同、お祈りしております!
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とらこ先生が、相談会で、クライアント様に必ずアドバイスする項目の一つは、『健康な食』です。
無農薬・無化学肥料・遺伝子組み換えでない、自家採取の種から育った安心・安全で栄養のある作物を食べる事が、健康への秘訣。
明日(27日)は、『第11回 日本の農林業と食を考えるシンポジウム - 農業は、国を救い、国民を救う!』の幕があがります。
とら子先生が「毎年続けることが大切」と仰り続け、その言葉通り、今年も、欠かさず開催です!!
健康な食は、体・心を健康に保つために切っても切り離せない存在です。体と心が健康になれば、魂もピカピカに磨かれていきます。
この貴重な機会にご参加頂き、皆で健康になりましょう!なんと、なんと、参加費無料のイベントです!!
https://toyouke.com/tokyo2021/
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