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三連休の最終日となる7月21日、「とらこ先生と行く!じゃがいも掘りツアー!」が開催されました。
前日、関東や東海地方では局地的に激しい雨が降りましたが、この日の日本豊受自然農・函南自然農園は朝から雲は多いながらも晴れ、イベント日和となりました。
朝10:20頃、参加者の皆様が農園に到着、まずはとらこ先生が先導してトマトが栽培されているハウスに向かいました。無農薬・無化学肥料だからこそ、そのまま食べられて美味しいトマト。子供たちにも、大人の皆様にもその場でご賞味いただきました。
続いて、とらこ先生の説明で伊豆の山々や駿河湾、沼津や三島の街を望みながら、じゃがいも畑へ移動しました。今年、豊受ではトヨシロ、マチルダ、花標津、シャドークイーン、さやあかねの5品種を栽培しており、この時期、いずれも収穫期を迎えています。
まずは皆さんで、トヨシロのいも掘りを開始。
トヨシロは油での調理や加工に適している品種で、昨年このトヨシロから製造した「ほめポテ」は、「こんなポテトチップスは食べたことがない」という声を頂戴し、今年も販売を心待ちにしている方がいるほどの人気商品。
今年もなかなか出来がよく、土を掘るとゴロゴロと美味しそうないもが出てきます。思いがけず深いところについていたり、立派なサイズのものが出てきたり、ユニークな形のものが出てきたりと、まるで宝探しのような様子でした。それから、とらこ先生の声かけで、他の4品種も収穫。
まだ地上茎がついた状態でしたが、少しずつ子供たちに収穫してもらい、お昼にふかして食べることにしました。
いもほりがひと段落したところで、とらこ先生の案内でハーブ畑へ。エキネシア、ミュルフォリューム、ブルーマロウ、セージを収穫しました。
エキネシアとミュルフォリューム、ブルーマロウはハーブティーに。セージの葉は天ぷらに調理します。
農園の施設に到着すると、昼食の準備がはじまっているところ。豊受の無農薬・無化学肥料の食材をふんだんに使ったランチにお味噌汁、カンテンゼリー、さらに、先ほど収穫したばかりの5品種のジャガイモを、全員で一つずつ食べました。
一度に五品種を食べ比べる機会というのは、なかなか無いこと。色の違い、味の違い、食感の違いなど、同じジャガイモでも色々であることを学ぶとともに、採れたて、作りたてのジャガイモの美味しさを、みんなで堪能しました。
また、こちらも採れたてのハーブティーも、とても美味しいブレンドに。とらこ先生にマロウティーも入れていただき、色の変化も楽しんでいただきました。
帰りにはジャガイモをはじめ豊受の野菜や製品の販売会もあり、出発前の短い時間にお買い物も。半日の農業体験イベントということで、あっと言う間でしたが、子供たちにも大人の皆様にも、夏休みのよい思い出となったのではないでしょうか。
土に触れ、植物に触れて、そこに大自然の命の素晴らしさや尊さを感じるきっかけになれば幸いです。