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日本豊受自然農・函南自然農園で開催される、ホメオパシーを活用した家庭菜園コースの第2期が、本日開講しました。
今回は合宿形式で5日間。関東から九州まで、全国各地から、ホメオパシー自然農を学ぶ受講生たちが集まりました。
はじめに、今回参加した人達の自己紹介。
自然農をこれからやりたい人、やってみたけどなかなかうまくいかなかった人、皆様、今回のコースで多くのことを学びたいという意欲が感じられました。
ただし、今日の函南はあいにくの雨模様ということで、早めの昼食をとり、今日は屋内で各種実習をおこないました。
昔から、お百姓さんは何でもこなし、できる人。
農作業だけでなく、収穫したものを使って、食事や日用品を作ることも、お百姓さんの仕事のうちです。
今日の実習は、パン作りからはじまりました。
日本豊受自然農で収穫されたばかりの小麦の全粒粉に、同じく豊受のソバと大麦をひいた粉を加え天然酵母を用いて作ります。もちろん、無農薬、無化学肥料、遺伝子組み換えではない材料で、美味しいパンを皆さんで作ります。
さらに、パン作りに並行して、ジャムを作り、腕抜き作り用の生地を裁断するなど、休む間もなく実習は続きます。昔のお百姓さんも、きっとこんな感じで、ひと時も時間を無駄にすることなく働いていたことでしょう。
その後、一次発酵で大きく膨らんだパン生地を見て、パン作りをしたことがなかった人はびっくり。早速、それを小分けにして成形しました。
はじめはぎこちない手つきでパンをこねていた人も、やり方を教わりながら次第に上手になっていきました。あとで試しに焼いてみたところ、とてもいい味のパンが焼きあがりました。合わせて豊受の大豆で作る豆乳も試飲。本物の豆乳の味を実感しました。
その間にも、農作業には手離せない、腕抜き作りが続きます。
今回はインドから取り寄せたオーガニックのヘンプとイラクサで作る、自然な風合いで、かつちょっと贅沢なもの。
やっているうちに集中して無口になる人、楽しそうに作る人、それぞれに試行錯誤しながら、ミシンを使わず手縫いで作りました。
夕食も皆で一堂に会して、豊受の食事。
自然農の映像を見て、今日は少し早めに就寝となりました。
明日は天気も回復する見込みで、暑い一日になりそうです。
本格的な農業実習を前に、体力を回復していただきたいと思います。