豊受自然農園で学ぶホメオパシーを活用した家庭菜園コース 第6回
講師:由井学長
昨年10月に開講した、豊受自然農園で学ぶホメオパシーを活用した家庭菜園コースも、いよいよ本日の第6回が最終回。
ときおり風が吹く暖かい陽気の中、今日は一日農業実習がおこなわれました。
はじめに農場の入口にあるハーブガーデンへ移動。
ハーブの移植と草取り、通路の確保などをおこないました。
はじめは雑然としていたハーブガーデンが、実習後にはかなり整然としたものになりました。
家庭菜園でハーブを植えておけば、何かあったときに、そのハーブを自分自身や家族の健康に役立てることができます。
その整備方法を体験することで、自身のハーブガーデンを管理するときの参考になったのではないでしょうか。
豊受オリジナルのハーブティーや、しそジュースで休憩をした後、今度はカレンデュラ畑の整備をおこないました。
株間が少し狭かったので、間引いて移植。草取りも合わせておこない、最後にカレンデュラのマザーチンクチャーを加えた水撒きをしました。
ここまでで、すでに12時40分ほどになり、皆さんすっかりお腹もすいてきたところで、お待ちかねの昼食時間となりました。
今日も豊受の食材を使ったあたたかい昼食を皆さんでいただきました。
後半は、キャベツやレタスの定植。ポット苗を等間隔で植えて行き、軽く土寄せをして、水やりをしていきました。
等間隔でというのがなかなか難しく、前に進んでいくうちに、自然とポット苗の間隔が狭くなっていったり、地面に凹凸が残っていたりして、ならし直すところもあったりしましたが、実践に向けて貴重な経験だったかと思います。
それから皆で自分用のニンジンを収穫。
昨日も一部で試食をしましたが、豊受のニンジンはニンジン本来の味がする在来種。
葉っぱまで食べられるということで、皆さん5本、10本と、袋いっぱいに収穫していきました。
今回のコースを振り返り、とらこ先生からのお話があり、豊受自然農の皆さまから、参加者全員に自家採種の種がプレゼントされました。
カレンデュラ、のらぼう菜、モロヘイヤの種が一人ひとりに手渡されました。
種を持っていれば、何があっても土地を借りて食べ物を確保することができる。
種を植え、種をとり、その種をまわりの人にも渡して、ホメオパシー自然農を広めてほしいという、とらこ先生の願いがこめられたプレゼントでした。
最後に、とらこ先生と豊受の方々が参加者ひとりひとりと握手をして、寒い日も、風の強い日も頑張ってこられた皆様の努力をたたえ、参加して下さったことに感謝をし、今回のコースは幕を閉じました。
次回、第2期の家庭菜園コースは9月に開講予定となっております。
また、一般の方を対象にした花摘みツアーも近日開催予定です。
皆様も、雄大な富士山が目の前に広がる豊受自然農園で、土に触れ、自然を感じ、ホメオパシー自然農を体験してみませんか。
どうぞ次の機会を楽しみにお待ちください。