豊受自然農園で学ぶホメオパシーを活用した家庭菜園コース 第2回
講師:由井学長
12/16(日)、日本豊受自然農・六本松自然農園で、
ホメオパシーを活用した家庭菜園コースの第2回が開催されました。
昨日は一日中雨が降っていましたが、今日は朝から快晴。気温も上がりあたたかく、風もない、心地よい陽気となりました。農場からの富士山の眺めも最高で、絶好の農業日和となりました。
函南駅に集合して、早速農園へ移動。今日の農業実習は盛りだくさんでした。
まずはソバの収穫体験。収穫したソバを揃えて束ねる作業を分担しておこないました。
初めての体験の人がほとんどでしたが、みなさんで力を合わせ、あっという間に片付いていきました。長ネギやダイコンなどの収穫も体験しました。また、前回に畝作りの実習をおこなった場所を訪れ、その後の経過を見ながら学びを深めました。
焼き芋とハーブティーでしばし休憩をした後は、玉ねぎの定植。苗はアクティブプラントにマザーチンクチャーとレメディーを入れて漬けたもので、ホメオパシーを活用した自然農を体験していただきました。その後にアクティブプラントを散布した際には珍しく虹があらわれ、農場の「気」を実際に目の当たりにする体験となりました。アクティブプラントは見学した堆肥置き場でも使われました。
農業実習を終え、一行は六本松を後にして熱海のホメオパシー施設へ移動。日本豊受自然農の食材を使った昼食の時間となりました。サラダもコロッケも、けんちん汁も、どれも美味しく、農作業を終えてお腹のすいたところ、お腹一杯になるまでいただきました。昼食とともに出た黒豆ティーは、洞爺で栽培して焙煎したもの。安心・安全な材料で、香ばしい風味がとても美味しいお茶でした。
午後は講義の時間。はじめに洞爺自然農園から米丸先生に来ていただき、洞爺で実践している自家採種について解説していただきました。実際の種採りの話を聞くのは始めての人も多く、みなさん興味深そうに聞いていました。種採りのために完熟させたズッキーニやナスは現物を用意していただき、その大きさに驚いていました。講義後には種採りの実演があり、発酵した果実に触れ、香りをかぎながら勉強をしました。
続いて、その自家採種の重要性について、とらこ先生からお話しがありました。日本豊受自然農と他の自然農との違い、農法以上に種が重要であること、流通している種の問題、良い種で自然農を行なうとどうなるかなど、理想の農業と現実の問題を熱心に語っていただきました。みなさんもその熱にひき込まれるようにして聞いていました。
その後、函南・六本松自然農園の工藤先生から自然農に実際についてのお話がありました。ふだん自然農を実践する中で、農場の「気」を実際に見て、体験しているお話は、心に響いてくるものがありました。また、アクティブプラントを種に漬けるという話では、F1種にアクティブプラントを使った場合、どのようなことが起こるのか、とても興味深い事実をお話いただきました。
教室では野菜の販売などもおこなわれ、休憩時間も活気があふれていました。最後に、送迎車に乗り込んだみなさんの表情から、とても充実した一日だったことがうかがえました。