CHhom ホメオパシー統合医療コース 1期
「オーガノン講読」
講師:由井学長
本日は由井学長によるオーガノン講読の講義です。
格言94番に書かれた、クライアントの月経に関する記述から紐解いていきました。当時、出産の医療化によってアロパシー治療の被害にあった、さまざまな疾患に苦しむ多くの女性が、ハーネマンの元を訪れたそうです。晩年期のハーネマンの処方は、症状にあわせてレメディーを変えていく、より実践的に有効性を求めたやり方だったことが紹介されました。
ケーステイクのパートは今回で一旦終了です。今回はクライアントの振る舞いや表現方法などをCKRAからの記述を引用しながらわかりやすく解説し、また当時の様々な流行病に対応するレメディーをハーネマンが指示した貴重な資料も提供いたしました。
後半は、オーガノンに書かれたプルービングについての解説が行われ、原物質について書かれた記述で、読み間違いやすいポイントをしっかりと教えていただきました。そして、「物質がないほど希釈振盪されたホメオパシーのレメディーがなぜ人体に効くのか」を科学的観点からの解説が行われました。
試験前の2年生、本日は難解な箇所に頭を悩ます場面もありましたが、何度も復習して、理解を深められるように励んでいきましょう!