5月も下旬。
明日は、とらこ先生が代表をつとめる、日本豊受自然農主催『春の花摘みツアー』が開催されますよ♪
https://www.homoeopathy.ac/event/47591/
さて、今回は、『自己肯定感が低い』という主訴をもたれる50代女性のケースを紹介させて頂きます。
このクライアント様は、約8年前、とらこ先生の相談会を受けられておられ、本日は、久しぶりの再相談でした。
この方の生い立ちですが、お祖母さん(父方祖母)が、とても意地悪な方で、お母さんをかなりいじめていたそうです。妊娠中でさえ、早朝から深夜までこき使っていたそうです。
クライアントさんは、幼いながらも、苛められるお母さんを必死にかばった為、ご自身も怒られたり、叩かれたりしたそうです。
お父さんはヒステリー気質。貧乏な家族で、皆が働き疲れてピリピリしていたから、いつでも家族のたしになりないと思っていた。
小学生のころから、お風呂を沸かしたり、畑仕事をしたり家の手伝いをされていたそうです。
祖父母の冷たい態度、兄のいじめ、父のヒステリーと体罰を受け続け、6歳の時に突然失語症になり、以後14歳まで、吃音症(きつおんしょう:言葉が円滑に話せない障害)となります。
長年のいじめに耐え切れず、兄を出刃ナイフで殺そうとしたことさえもあったそうです。
様々な辛い思いを抱えながら思春期を過ごし、看護婦となられ、ご結婚されました。
ご結婚当時は、今までの人生からは全く考えられないくらいの幸せな生活を満喫!という蜜月はつかの間、お子様出産と同時に夫婦関係にも変化が起きます。
夫は仕事に多忙で、家事育児を顧みず、ワンオペ育児。同時に夫の世話もせねばならず疲労激しくボロボロ。
お子様は難しいタイプで毎夜の夜泣きや離乳食の拒否。
実家に助けを求められない。近所にも信頼できる人もあまりおらず、夫からの理解も無く、全てを自分のせいにし努力したがうまくいかず子を抱いて死にたいと思った。
その時、とらこ先生の著書「ホメオパシーin Japan」に遭遇し、絶望の中に光を見出します。それは18年前の事でした。
ホメオパシーが最後の望みで、ホメオパシーを学びたいと熱望。
しかし、ここでも夫はホメオパシーを認めてくれず、罵倒、拒否、否定。口論が絶えなくなります。
ホメオパシーのレメディーや関連商品を買えなくするようにファイナンシャルハラスメントを受けながらも、資金を捻出する為にご自分で仕事を始めるものの、
夫からは今まで通りの家事を求められ、通常量の家事と育児と仕事と隠れてホメオパシーを勉強する、と多忙で苦しい生活は続きます。
ホメオパシーに遭遇して10年目、遂にとらこ先生との相談会に申し込み、治療が始まりました!
とらこ先生指導の下、祝詞心経、インチャ癒しに本気で取り組む中、今までの『生き方考え方』を手放す事に意識を向け始めます。
しかし今まで自分の身についてしまったものをはがすという作業は、そう簡単な事ではなく、心身共に好転反応が激しく出たりもしました。
そんな時でさえ、夫や両親から理解を得る事ができず、倦怠感。
そして、それに追い打ちをかけるように、苦しい幼少期の救いであった次兄が他界され、精神的に打ちのめされ鬱に。。。
しかしこの時点では、インチャ癒しこそが自分を助く重要な方法と分っていた為、インチャ癒しを更に深く学ぶべくインチャコースに入学。
どんどん噴き出るインチャの癒しと家事、育児、家族からの批判、肉体的な好転反応などに耐えつつ苦しい中で光を信じ、改善することを信じ耐える日々。
そして、ついにホメオパス認定試験まで辿りつきました。
ZENホメオパシーのすごさ、インチャ癒し、信仰心の重要性、全て御自身の体験を通して理解でき肚に落とし込めるようになると共に、人生がすこしずつ楽に、願う通りに動き出しはじめました!
長年の念願であった有機農業もスタートされました。
ホメオパス活動、百姓、と最終的な個人的願いが叶い、息子は大学進学を果たし、夫とのいざこざも減り、祖父母や長兄への憎しみも癒えつつあり、人間関係がうまく行くようになりました!
素晴らしい!苦労した甲斐があった!全ては願い通り!と順調のはずだったのに、、、
クライアントさんの心には『最も大事なことをやっていない感覚』が常に占めるようになりました。
それは、『魂の願いに気づくこと。とらこ先生から霊性の修行を頂く事』でした。
魂の救済(修行)への強い願いが続く中、去年の冬、再び体と精神が悪化します。
クライアントさんは、とらこ先生へ長いお手紙を出されました。そのお手紙の最後には、この様に書かれていました。
“...どうか、先生の相談会を受けさせてください。
胎児期から価値が無いとされた存在(魂)が、人生50年、もがいてあがいて頑張って‥霊的気づきと出会い、「この世的価値」を全部手放す方向へと向きを変え、
ドベの自分を発見し慟哭し、50年に及ぶエゴによる無理が祟ってボロボロになった肉体を抱えながら‥それでもドベを目指し最後に行き着くところ‥それは先生のもとで魂の救済(学び)しか考えられないです。
これは甘えですか?依存ですか?未熟な思考ですか?思い上がりですか?努力が足りませんか?矛盾がありますか?信仰生活への陶酔あるいは渇望でしょうか?
でも、このままではホメオパスも農業も日常生活もどこか虚しいのです。
魂がわたくしの本質です。
だから本質が癒されたいのです。
この人生で先生からそれを体験したい、先生どうか教えてください。”
そして、とうとう相談会が始まりました。。
クライアントさん
『ホメオパスになりました。自然農もやりました。でも、ハタと立ち止まって、これが、自分の願いなのか、ご神仏様の願いなのか、その辺が分からなくなってしまいました』
とらこ先生
『あれ?自分ってどうやって生きたら良いんだろう?自分って何だろう?って土台が揺らぐときがある。
でも、それは必要な事なんだよ。一回成功しないといけない。成功体験がないと先に進めないから。
クライアントさんにも、あなたは心優しいから、この薬はとらないほうが良いのでは?と言ってもめて、凄く突き付けられた。自分の言った事で大変な事になるという事を学んだ。
でも、これはご神仏様からすると素晴らしい事をした。あのまま薬をとりつづけたら廃人になってしまっていたでしょう。でもそれが廻り周って大変な事になった。
救う事が出来ない。そこですごく悩んだよね。
看護婦を捨てて、ホメオパスになって、農業やらなきゃって始めた。
すると、今度は、手塩に育てた農作物を、平気で‘くれよ’という人がいる。
それは、そんじょそこらの大根や人参でない。
私にもそういう気持ちがあるよ。形悪かったり、虫食っていたり、でも豊受の百姓が作った唯一無二なもの。
でも、貴女は、自分に利他心がないから、ジャガイモをあげる事ができないのでは?って悩んだわけ。
貴女は良い人。あげない時に利他心が無いのでは?って悩むんだよ。
あなたの人生は、丸抱えの人生。おんぶにだっこ。
この作物をつくるには、こうやるんですって教えるんだよ。
種は宇迦玉種苗で売ってますから、やってみませんか?と言ってみる。
クライアントさんを丸抱えした為に心が苦しくなってしまった訳ですよ。
全てを丸抱え。夫に対しても、息子に対しても。
君は由井寅子になりたいんだよ。
そうすると安定できると思っている。
でも私も心乱れるし安定していない。
全てを持っていると思っているから。
由井寅子像が、君の中に大きく君臨していると思う。
私も人間なので、出来ない事があるとがっかりするし。
自分がこれ以上できない時は、‘やりません’と言えるのが大事。
自分を大事にする事ができる人が人を大事にできるんだよ。』
導師様からの霊的見解では、現在、このクライアントさんには5重霊性が出ていらっしゃるそうです。
『人々から崇め奉られたい。崇め奉られた事がないからこうなる。』『何もしなくても全て周りの人々がやってくれる王さまのような存在になりたい。』という低霊性意識。
そして、感情面では、5世前の過去世の感情『戦争で守ってくれる兵隊さんが自分たちを残して撤退してしまい、敵に殺されたときの感情。』が出ており、
その影響のせいか『他者は自分を助けてくれない。大事にしてくれない。』という低霊性意識も出ている。という事でした。
とらこ先生は『こういう意識がありますよ、と教えて貰うために、貴女は、大事にされない所に生まれ、ボロクソに言われる所に生まれたんだね。』と解説されていました。
また、『私は、アクシデントとかトラブルとか、事故とか地震、津波などの災害とか、悪いことが起きるのを予知する能力があって自分を含めて世の中の人たちが苦しまなくてもよいようにすることができる人間である。(ノストラダムスのような人間)』というプライド意識があり、そのプライド霊格とインチャ霊格の乖離度は41.5との事でした。
とらこ先生
『貴女に足りなかったのは、自助と互助。先ず自分に与える。
自分で育てたじゃがいもを蒸して深海塩をかけて食べてごらんよ。自分は食べずに差し上げるのは良くないよ。』
クライアントさん
『見てたんですか?』
とらこ先生
『そんな感じだろうと思ったから。
貴女は、言葉に出して自分を表現するのがとても下手。
導師様は、一言も、貴女が自分を粗末にしたとは言っていない。でも、貴女は自分を大事にしなかった。ここだと思う。Noという勇気が要るんだよ。』
クライアントさんは、この乖離度を減らすべく、とらこ先生からのご指導を一語一句、真剣に聴かれていました。
とらこ先生
『ストレスを感じるのは、そこに欲があって、こうしたいのにできないという葛藤があるから。
真髄は、霊性生活。それしかない。そこに紆余曲折しながらも辿り着いたのは良かったね。
ZENホメオパシー:自然農の作物からつくった食事、インチャ癒し、この世的価値観の解放、ホメオパシーレメディー、特に霊性高い水から作ったレメディー、そして信仰心。
これをやっていけば開く。
この人生で良かったと腹の底から思うには、きれいごとじゃ駄目。頭だけの理解じゃ駄目。』
岩崎宏美さんの『聖母たちのララバイ』を聴いて看護婦になる決心をしたというクライアントさんに
とらこ先生は、
『貴女にはサポートFight。何があっても生きてやるってならなきゃ。これ素晴らしい。海幸彦に入れようかと思っているくらいなんだよ。
鹿島神宮、香取神宮の底力凄い。
自分に負けそうな時、人に負けそうな時、もう無理だーという時に、サポートFight。
これ、分かりやすいから。一気にでますよ。魂が丈夫になるんだ。
なんで私があの辺鄙なな千葉県に行きたいと思ったか、、、あの頃、日本人が萎えていたから。そうしたら、鹿島神宮・香取神宮がバーンと出てきた。
これは、導師様にも教わっていなくて、先ずはそこに行って、レメディーつくってから霊的見解を伺って、そういう事かと分ったんだ。
日本人全員にとって貰いたいですね。』と仰っていました。
そして、
『貴女からの質問。霊性の世界に行くべきでは?というのは正解。そこにしか平安はないから。
仕事をしながら、農業をしながら、家族をもちながらやるから制限はある。その中で満足する事。
これが到達する最終段階。そこにしか幸せは無い。
そこに行かない限り、心の乱れは凪になれない。霊性生活しかない。
良かったですね。ここに辿り着いて。
でも、これをやるには、条件があります。自分を大事にするよね?断る勇気を持ちましょう。ファイトをとればそれができる。』
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。
とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。
とらこ先生の相談会をご希望される方は、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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