寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季ですが、自然界は少しずつ春に向けて動き始めています。
皆様、頑張って寒さを乗り越えてゆきましょう!
今回は5歳の男の子のケースを紹介させて頂きます。
主訴は、生後3日目から患っている『心室中隔欠損(VSD)Ⅰ型 膜様部、大動脈弁直下』と『皮フのかゆみ』です。
心室中隔とは心臓の4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)のうち、右心室と左心室の間を隔てる筋肉の壁のことです。
心室中隔欠損はこの壁に欠損(あな)が開いている状態です。
心室中隔は赤ちゃんがお腹の中にいる妊娠4週から8週間目頃に、もともと一つの心室を左右2つの部屋に分ける壁としてできてくるのですが、その時のしきりが不十分だとあなが残ってしまいます。
一番最後にしきりができあがる部分は薄い膜になっているので、心室中隔の膜様部と呼ばれます。
あなのあいている場所や大きさは個々様々。
例えば、大きなあなのあいた赤ちゃんは、産まれて数ヶ月の間にも自分で息をするのがやっとこさで、ミルクを飲むこともできないぐらいしんどい状態になりますし、
逆に筋性部欠損といってあなの周りを分厚い筋肉で囲まれたところの小さなあなであれば放っておいても成長とともに自然に閉じてしまいます。
自然閉鎖はおこるとすれば生後1年以内が一番多く、2歳を過ぎても閉じない場合には稀です。
また流入部型で房室弁の直下に接している型のものや、流出部型で大動脈弁、肺動脈弁に接してあいているあなも自然閉鎖が期待できません。
特に大動脈弁下型のあなでは、症状が全く無くても、大動脈弁が心室中隔欠損のあなにはまりこんで、弁の変形を来してくることがあるので、注意が必要です。
この子の場合、出生時、2時間半くらい無呼吸があり、保育器に入りました。
そして、3日後、心雑音あり、エコーにて心室中隔欠損症と診断されました。
『大動脈弁直下』という事で、重症です。
皮膚の痒みに関しては、生後7日目頃に、両頬に乳児湿疹、肛門周囲の発赤がありました。どちらも、市販薬で対応されましたが、
生後6ヶ月、父親の実家へ帰省時、チャイルドシートに乗せ車で長時間移動により、背中、腹、大腿にあせもができ、それが1週間で出血のある発疹へと悪化し、皮フ科受診した際、アトピーの疑いありと診断されたそうです。
他のホメオパスにかかられていましたが、とらこ先生の相談会を受ける幸運に恵まれました。
その時、お母様がとらこ先生へ出された手紙には、
『今回、とらこ先生の健康相談に入れていただけるとのことで、本当に感謝しています。
息子は、生まれる前から、帝王切開の危機を救ってくれたり、その後も心臓のことがきっかけで自然食や、ホメオパシーに出会わせてくれました。
心室中隔欠損を持って生まれてきてくれたことで、私自身のインチャを知る大きなきっかけともなりました。
今後、心臓が治ることが一番ですが、もしそうならなくても息子にとって良い方向に進みますようにと、ただただ願っております。』と書かれていました。
そして今回は、その第2回目となります。
たった1回の相談会で、以下の改善が報告されました。
・とらこ先生オリジナルのサポートHaiをとってから、咳は殆どでなくなり、声がしっかりと出るようになった。
・エネルギーが出てきて、動き回るようになった。階段も他の人について行けるようになってきた。
・おたふく風邪にかかった(予防接種1回済にもかかわらず)。
・帰省で同世代のいとこやその親、祖父母等とも積極的に話しかけるようになり、嬉しい時はふざけてみたりと、子どもらしくなってきた。
この子は、相談会にかかる前は、人におびえて、人の目を気にして生きている様子だったそうです。
それが、とらこ先生からのレメディーをとり、お母様は、とらこ先生を通して導師様から頂いたお唱えをし、インチャ癒しに取り組んでいる内に、このような素晴らしい改善へと導かれたようです。
特に、この子が、おたふく風邪にかかったというのは、飛躍的な発展です。
おたふく風邪(耳下腺炎)は『嫌だインチャ。自由で痛い。邪魔しないで欲しい。自分の望み通りに動きたい。。。』というインチャを持っています。
とらこ先生は『この子は、この気持ちを抑えていたから、そこに溜まったから、おたふく風邪にかかって出した。それ以来、子供らしくなって、嫌だと言えるようになりました。良い流れになっているね。』と仰り、お母様も大変喜ばれておりました。
とらこ先生が導師様に伺ったところ、このクライアント様には、『一人になりたくない。常に誰かと一緒にいたい。誰かに依存したい、甘えたい。』という本人の低霊性意識がでており、『それは、未だ幼いからではなく、恐らく過去世で見捨てられたことがあるから、それが出ているのでしょう。』という事でした。
神様からこの子に求められる霊格は高く、そのギャップから、この子のエネルギーが低くなっているというものでした。お母様は、この低霊性意識を昇華するためのお唱えを頂いていました。
過去において、とらこ先生がみてきた『心室中隔欠損症』のケースは、そのクライアント様のお母さんのインチャが深く関係している事が多くありましたが、今回のケースもその一つのようです。
心室中核欠損の霊的テーマは『生きるのが地獄。もう嫌だと思って生きてきた。人として尊厳をもてなかった。まるで価値もないような扱われ方をされた。そんな自分が嫌だった。
その苦しみから逃れたい。大事にされない、嫌われて見捨てられるという恐れ。普通にさえ扱って貰えなかった。冷たい親。』です。
このお母様も、両親から『お前が我慢すればよい』と育てられ、この方が何か主張すると嫌がるので黙ってきたそうです。
前回クライアント様に出された、とらこ先生オリジナルのサポートHaiを一緒に摂り始めてから、「寂しい、何か満たされていない」という感情が強く出てきたそうです。
「あんたはしっかりしとるから」と、親に相手にしてもらえず、誰にも助けを求めることもできない、周りに人は居ても孤独な人生だったなと実感されたそうです。
また、カルマについて教えて頂き、今世との繋がりに納得。そして、不思議なことに、ホメオパシーを知り、祝詞心経をするようになってからは、
今まで嫌だと思っていた場面に遭遇することはなくなり、両親が自分の前で言い争いをすることもなくなったそうです。
インチャの話がでると、このお母様の目からは自然と涙がでていました。
それほど辛い思いをされてきたのでしょう。
とらこ先生の大きな愛に包まれながらのインチャ癒しは、とても美しい光景でした。
今回は、このクライアント様とお母様のキーワード『見捨て』を癒すべく、とらこ先生は『サポートφMisute』を随時に選ばれ、母子でとるようにアドバイスされていました。
そして、この子に出ている特有の症状をピックアップし、朝・昼・夜のレメディーを選ばれていました。
子供らしさを取り戻したクライアント様の姿には心が和みました。
この調子で、お母様と一緒に益々元気になっていかれますよう、スタッフ一同、お祈り申し上げます。
とらこ先生、本日もありがとうございました!
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。
とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。
常にキャンセル待ちの状況では御座いますが、とらこ先生の相談会をご希望される方は、チャンスが巡ってくる事を諦めず、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。
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