12月も中旬となり、何かと慌ただしくなってきましたね。
寒さも厳しくなってきておりますが、皆様、お元気でいらっしゃいますか?
今回は、『双極性障害二型』を主訴にもたれる40代女性のケースを紹介させて頂きます。
『とらこ先生相談会レポート』に書き綴らせて頂いている通り、とらこ先生の下には、凄まじい人生のクライアント様が圧倒的に多く、とらこ先生に救いを求めていらっしゃいます。
今回のクライアント様も大変お辛い人生で、かなりショッキングな体験もされています。
この方の人生において、もっとも辛かったのは...
・大好きだった彼に振られた事、裏切られた事
・娘を亡くした事
・夫からのDV(付き合っている時、結婚、出産後も)
・父がうつの時に「家族はどうなっても良い」と言った事...とあります。
とらこ先生は、クライアント様に寄り添いながら、一つずつ丁寧に紐解いていきます。
このクライアント様を振った彼との時間は、彼女が生まれて初めて、「生まれてきて良かった」と思えるような幸せなものだったそうです。
とても幸せだったのだけど、どこかで歯車が食い違い、浮気をされてお別れ。絶望のどん底に突き落とされます。
その後に、別の男性と知り合い、頼りになるかな、と思い結婚。しかし、その男性は、暴力を振るう事が分かってきました。
普通の状態ならば、暴力を振るう相手とは付き合わないのだけど、前の彼との失恋のショックが大きすぎて、自分が狂ってしまっていた。
暴力を振るう夫との間に赤ちゃんを授かりますが、お腹を蹴られ、予定よりも早い出産。その後もDVを受けながら奴隷扱いされる結婚生活。
赤ちゃんと家を出ようと思ったが、愛犬、愛猫がいて置いていけない。
葛藤している中、夫が、熊本地震のニュースを見て「家が危ない」と言い出し、翌日には赤ちゃんと二人、家を追い出される。
こんなに困っていても実家の両親は、直ぐに受け入れてくれず、やっと提供してくれた空間は、リビングルーム。
。。。この辺りから、クライアント様の心の状態が、かなり酷い状態になられたようです。
責められている感じ、希死念慮が出て自殺未遂をくり返す。
一度くび吊りがうまくいきかけたが赤ちゃんの泣き声でもどってしまう。
この間、親、夫に「死にたい」と言っても病院と結びつかない。
本気で赤ちゃんと一緒に死のうと思い、とうとう、娘を死なせてしまいます。
そして自分も死ぬぞと思って自死をしようとしたが、その前に夫に『娘は亡くなったよ。私達は必要なかったんだよね?これから私も死ぬから』と電話をした。
すると夫が警察に電話して、阻止されてしまった。
医療観察法入院で『双極I型』と診断され、精神薬の処方を受ける。
退院後、元夫と暮らし始めたりしたが、再入院を経て離婚。
今は、赤ちゃんの仏壇に手を合わせる毎日。。。
とらこ先生『娘の命を殺めるという事は、貴女は、絶対死ぬつもりだった。貴女は死にたいんだよね。
相談会の始めから'早く帰りたい'と言っていたね。'あの時死んでたのに'って。貴女は、亡霊になっている。
それをどうやって、この人生で良かったとするのか?が私にかかっている。貴女にかかっている。
誰に頼るのか?私。導師さま。ご神仏様に頼るんだよ。』と声をかけます。
クライアント様 『実家に父方のお仏壇があったけれど、守ってくれていると感じなかった。
父の兄が亡くなっている。この人は入院していたのだけど、その理由が隠されていて、、、。
ある日、父が、お前のお祖母ちゃんを刺したからなんだよ。と教えてくれた。
お祖母ちゃんは、神仏に祈るタイプの人で、仙台にいた時は御岳山の神社をお参りしていて、木曽の御嶽山に登った事があるくらい信心深かった。
刺されてから、信心が深まったかも。。。。』
とらこ先生は、この方の人生や家系的な話を傾聴した後、導師様から教えられた事を伝えられました。
『母方家系の血の障りがある。
どういう障りかというと、神罰。神罰が母方の血にかかっている。
どういう神罰かというと、母方家系に井戸掘りとかトンネル掘りとか、地球に穴を開ける仕事をしていたみたいで、地球を傷つけた神罰になる。不用意に地球に穴を開けちゃいけない。
それに加えて、貴女には四重霊性が出ている。'褒めてもらいたい''頑張るのは格好悪い'という、貴女本人の低意識。そして'だらだらずっと寝ていたい'という父方先祖の低意識。。。』
。。。現在たった4%のエネルギーで生きていらっしゃるそうです。
とらこ先生は、『あなたが死にたいと思っている以上、何故、エネルギーをナミナミサンサンとあげなければならない?という事だよね。でも、今の貴女には当然。
一縷の思いをもって、ここに来た。君の神聖なる魂が、ここに来させている。
私は、御嶽山に何度も登りました。このお祖母さんが良い人だな。こうして私達をくっつけたんだな。』と仰ると、そのお祖母さんと交信して、この様に語りました。
『'一生懸命生きてくれ、私の為に。自分の為にも一生懸命生きてくれ。xxx ちゃん、頼むね。'と言っているよ。
貴女は、これから信仰生活に入ります。お祖母ちゃんも喜んでいらっしゃるみたいです。』
この言葉を受け、クライアント様の表情が明るくなりました。
『先生の所に行かなきゃって思った。山は登れないけど、繋がらなきゃと思って、今回応募してみました。』
相談会中、ずっと涙を流されていたクライアント様は、とらこ先生に自分の人生を知って貰い、言葉のレメディーを受けていく内に小さな光を見出された様でした。
これだけ聞けば、このクライアント様の人生は、失恋から狂ってしまったように映ってしまうかもしれませんが、更に遡れば、彼女に愛を与えてくれなかったお父様、お母様の存在があります。
愛を貰えなかった子供は、愛される事に必死になってしまうのです。
子供の頃に辛かった事、今の状況に対するお母様の言葉や態度でどれだけ傷ついてきたか...沢山訴えられておりました。
彼女の話をじっと聞き続け、時に、言葉のレメディーを与えながら、とらこ先生は、このクライアント様に以下のレメディーを選ばれました。
『大切な赤ちゃんを失った悲しみ』に出雲大社の水レメディー。
『この世は私には合わない』というキーワードと共に、この方の心身の特徴的症状から、Nat-carb。
一人ぼっちな精神に対し『世界で独りぼっち』というキーワードを持つPulsatilla。
随時には、サポートφHikikomoriに、『自虐』とという言葉を唯一持っているAntim-crudumを加えて出されていました。
親に言われて何も言えなくなった、言いなりになった、免疫が下がったのはDPTワクチン接種以来である事を鋭く見抜き、朝のNat-carbを2週間とった後に、DPT-Vをとるように指示されていました。
とらこ先生
『信仰心を高めて、ご神仏様にすがろうよ。ご神仏がいる事を信じて。祖母ちゃんがついていてくれる事を信じて。
生きる事を諦めないんだ。
それは、あなた赤ちゃんも望んでいる。でなければ、犠牲になった赤ちゃんの死がもったいない。
SOSを出しなさい。
カルマをきれいにしていこう。
しんどくて祝詞が出来ない時、許すんだよ。死にたくなる時も許すんだよ。全部許すんだよ。
赤裸々に話してくれてありがとう。またね。待ってるから。』
衝撃的な体験後、立ち直れないほどの絶望に打ちひしがれた心が『信仰心・愛・感謝』を見出した瞬間、希望の光が差し込む。
曇っていた魂が再び輝き始め、今世を全うする力が動き出す。
その力があれば、これから起るであろう心身の好転反応も乗り越えていけるはず。。。
とらこ先生という大きな愛が、しっかりと受け止めて下さるから。
2022年の『とらこ先生相談会レポート』は、今回が最後となります。
毎回、長文にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
2023年も、どうぞ宜しくお願い致します。
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。
とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。
常にキャンセル待ちの状況では御座いますが、とらこ先生の相談会をご希望される方は、チャンスが巡ってくる事を諦めず、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。