小寒い雨が続いていた東京でしたが、本日は、久しぶりに晴れて温かくなりました。
気づけは、4月も下旬。時の経つのは早いものですね。。。
今回は、40代女性のケースを紹介させて頂きます。主訴は『側弯症』です。
背中の写真を拝見しますと、かなり歪んでいます。
12、13歳の頃、疲れやすく『側弯症かも?』と言われたそうです。
そして、20代前半から整体に通い始めました。
35歳の時に、顔に赤い湿疹がでて、それ以来、ホメオパシーの興味を持ち本を読んで色々試すようになられたそうです。
39歳になり、側弯症の急な変化を感じます。
38度以下の熱が数日間出た後、足、背中が痛みます。より疲れやすくなり、身体が動かしずらくなり、ホメオパスの相談会を受けられました。
その後、とらこ先生の相談会が始まったのは、去年の5月。
とらこ先生は、どうして側弯症が起こったのか、この方の家系や生い立ち、霊性面、身体面、、、様々な側面を統合して、ZENホメオパシーで導いていきます。
先ずは、霊性面。とらこ先生は、導師の先生に伺い、この様な霊的見解を頂きました。
『この方の母方家系の人は横柄で、自己中な人が多く、あまり先祖を敬っていない人が多いようです。
母方の先祖が粗末にされている、というのが随分あるみたいです。』との事でした。
そして、今年2月に『左足の付け根、ビキニラインのあたりに痛みが集中』して、『なんでこんなところが?』と思われたそうですが、
それについては、悲しみ、拒絶、恐れ、独りぼっちになってしまう寂しさと辛さ、という感情が関与している事がわかりました。
こういう意識があるとエネルギーが落ち、霊格が落ちてしまうそうです。
とらこ先生が、これを告げると、このクライアントさんは『私は、寂しいと思った事がありません。』と仰いました。
実は、この方のお父様は、この方が4歳の時に、山に行って首つり自殺をしてお亡くなりになられたそうです。
それ以来、祖父母のサポートは受けながらも母と娘の二人で生きて来られたそうです。
とらこ先生は、こういったこのクライアントさんの生い立ち、霊的見解、インチャを鑑みて、
『何が一番大事かというと、私は、仏様、神様とともに生きているんだというところにもっていく事。深い所で、寂しい思いをして亡くなった自分がいるのだから、一人は辛いよね、と共感してあげる事だよ。』と仰います。
それでも、この方は、『そんなに寂しいと思っていないんでけど、、、あるんですかね?』
『それより、私は、早く仕事をして稼ぎたい。今年の1月2月は、体が動かなくなり、恐怖で押しつぶされそうだった。働けなくなって、お金がなくなる恐怖がありました。』
『すごくイライラしています。身体が思い通りにいかない事に対して』と、なかなか、とらこ先生の言葉が響きません。
とらこ先生が何を言っても、反応がフラットで、無気力な感じです。。。
とらこ先生が修行に出た山や神社仏閣から頂いた霊性の高いお水から作ったレメディーの中に、『紺屋が池の水』があります。
このレメディーは、『誰かがそばにいないと生きて行けない』という意識を『自分でもやっていける』と変換し、骨の病気をよくする働きがあるそうです。
とらこ先生曰く『誰もいなくても一人でやっていける、としないと骨はドンドン脆くなる』そうです。
この方を更に深く掘り下げると、幼少期から40歳になった現在まで、ずーっと母親の価値観の中で生きていた事がわかりました。
『お母さんに、早く働いて欲しいと言われるから早く働けるようになりたい』
『お母さんが、こんな体で外にでるのはみっともないと言うからずっと外出していない』
『お母さんが、私の事を自分勝手だというから、自分勝手になりたくない』
『お母さんが、お母さんが、、、、』を連発するクライアントさんに、
とらこ先生は 『あなたは、お母さんじゃないのだから。あなたは貴女の人生を生きないと。出来ないものは出来ないのだから。貴女は、貴女がやりたい事をしなければ』と窘めます。
それでも、クライアントさんは『その前に、働きたい。ついつい働きたいと思ってしまう。今、それしか頭にない。それは駄目なんでしょうか?』
とらこ先生 『今は、働ける体ではないのだから。こうして色々と言っても、レメディーを出しても、あなたは、自分を救おうとしてくれない。。。』
クラアイントさん 『自分がどうしたいか考えたことなかった。』
とらこ先生 『だから、今、考えるんですよ。』
クライアントさん 『御免なさい。自分がどうしたいか考えたことないです。』
とらこ先生 『今の‘御免なさい’は、自分に言ってあげる言葉だよ。』
すると、クライアントさんは、とうとう号泣しました。
『いつもいつも謝っていたから。お母さんに。いつもいつも怒られてた。どうしたいかって、夢はあるけれど、本当はどうしたいか言ったことがないと思う。。。
お前はみっともないと言われ。。。御免なさい。自分に謝らなくちゃいけないんだ。頭の中は、稼ぐ事でいっぱいだったんですけど、自分の事を考えなくちゃいけないんだ。御免なさい。今まで自分の声を聞いてこなかった。』
とらこ先生は、
『そうだね。。。一人でも、神様・仏様と一緒に生きる。母親から言われても真に受けない事。貴女は貴女の人生を生きるんだよ。先ず、あなたが抑圧したインチャを解放してあげないと。
真に愛情をくれたのはお父さんだったから、その人を失ったのを4歳のあなたは知っていた。だから側弯症になって、とうとう今では歩けなくなってしまったんだね。
支えが無かったね。亡くなったお父さんをイメージしてインチャ癒しをしようね。そして、信仰心を高めて。‘外に出るな’なんて愚の骨頂。骨を強くするにはビタミンDが必要なのだから、少しでも外に出ようね。』と仰っていました。
今までひたすら抑圧し続け、聴いて貰う事を諦め、絶望しているインチャが、とうとう声を発する事が出来ました。長年辛い思いをしてきたインチャが救われた瞬間です。ここが、とらこ先生の凄い所、といつも思います。
とらこ先生は『自分を責めている限り、自己治癒力は動かない。だから、不自由のある体を許すことが大切。』とも仰っていました。
今回、随時のレメディーとしては、サポートφMisuteに、この方に必要なレメディーが加えられて出されていました。これは、今の状況に対してだけでなく、過去世まで癒しに導く事ができるそうです。
前世・今世を癒し、より良い来世を迎えられますように。
本日も、素晴らしい相談会をありがとうございました。
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。
とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。
常にキャンセル待ちの状況では御座いますが、とらこ先生の相談会をご希望される方は、チャンスが巡ってくる事を諦めず、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。(tel:03-5797-3136)
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