3月も下旬となり、本格的な春の訪れを感じますね。
日本の春と言えば 『桜』。
今年2022年の桜の開花は先週3月17日に福岡からスタート。20日には東京でも開花を迎えました。
美しい桜の花は、ほんの短い期間だけに咲き誇り、風と共に薄い花びらはさらさらとはかなく散っていく。古来の人々が、そこに様々な思いを馳せてきました。。。
さて、今回ご紹介させて頂くのは、『重度の皮膚湿疹とインチャの問題』40代女性のケース
前回の相談会は、去年の10月下旬でしたから、約5か月ぶりの相談会となります。
10代のころ、軽度なアトピーが始まり、20代にはいると、頭痛が発症しました。
痒みはドンドン酷くなり、20代の頃からステロイドで抑え続けていたそうです。
本当に酷くなったのは、2018年。患部は、掻きすぎて肥厚になってしまっています。
亜鉛軟膏やステロイドを塗布しても、一向に良くならず、「薬では良くならないのでは?自然に治った方が良いのでは?」と思い始めたそうです。しかし、あまりの痒みで、どうしたものか、と悩まれていました。
病院では、症状に対して、「じゃあ頭痛薬出しましょう。」「睡眠薬出しましょう。」と、どんどん薬が増えていき「これは、おかしいのでは?」と、最後の頼みの綱でホメオパシーを始められたそうです。
とらこ先生との相談会が始まり、ご自分の身体的症状とインナーチャイルド・ご先祖様や自分のカルマとの関りについて学び、一生懸命インチャ癒に取り組んでおられます。
この方のインチャのテーマは、『大事にされたい。優しくされたい。粗末にされたくない。』ご両親、お姉様がいらっしゃいますが、家族の中では、常に自分一人だけが除け者にされて育ってきました。
父親は、お姉ちゃんをえこひいきして「おまえはひねくれている、姉と比べて可愛くない、おまえは橋の下で拾ってきた子だから、どこでも好きな所に行け」「姉ちゃんはそんな事ないが、お前みたいな奴は、誰かと結婚しても添い遂げるという事が出来ないだろうから、離婚する。」など、酷い事を言われてきました。
母親も、彼女をかばうことなく、この方は、常に孤独感を味わっていました。
とらこ先生と二人三脚で、レメディーをとり、インチャ癒しをし、お唱えをし、様々な気づきを得られながらも、改善に結び付くには難しいところがあり、お辛い思いをされています。
『吐き気やむかつきを伴う頭痛』
2か月に1回位の頻度でかなり強い頭痛がでるそうです。
生理直前にもドーンと左こめかみからの頭痛が来て、体も気分も重くなる、おかしいなと思ったら生理がくる。
こういう時は、血圧の乱高下して、熱くなったり寒くなったりを繰り替えし、横になっていても座っていても駄目。
ゾンビのようになって、動悸、吐き気、嗚咽、30分~60分のたうち回る。毎回、これで死ぬのかなって思う。一通り終わると、呼吸は粗いまま、気絶するように寝る。
『陰部の痒み』
相談会の後、少し楽になっていたが、1月の生理前から、生殖器の痒みがひどくなってきて、以前と同じく痒くなってきた。
痒みは依然として強くあって、生理14日前からスイッチが入ったように痒みが日々増していく。生理終わりまで異常な痒みが続く。
こういった身体的症状に伴い、ご自分の抱えられているインチャについて、涙を流しながら、どれだけ自分が辛かったか、悲しかったか、とらこ先生に延々と訴え続けます。
とら子先生は、じっと黙って傾聴し、そのインチャの叫びを汲み取ります。
霊的見解では、『相反する二つの意識が葛藤して、分裂している。』というものでした。
本人には『大事にされたい。優しくされたい。粗末にされたくない。』という意識が大きいのですが、
父方と母親のご先祖様の意識に『ひとりでいたい。干渉されたくない。』というものがあり、自分の中で葛藤があり、陰部の痒みを作っているとの事でした。
とらこ先生は
「これは、前からあった意識だけれど、今回、これが顕著に出てお知らせをしてくれているんですよ。大事にされないということで、かなり悲しみを感じている。悲しみを感じることで組織が縮まる。そうするとリンパも体液も流れが悪くなって、新陳代謝が悪くなって、生命エネルギーがダウンしてしまう。」と説明されていました。
「構って貰いたいけど、構って貰いたくない、という二つの自分がいる。一つは、自分でなく、ご先祖様の意識を背負っているから難しいですよね。
どうして良いのか分からないだろうけど、干渉されたくない、という感情が出た時は、‘あー、父方、母方のご先祖様の意識がでているのね。’と分離する。
そして、あなた自身の大事されたいというインチャを乗り越えて行かなければならない。自分が自分を愛する。自分で自分を何とかするという所に持って行けると良いね。」
この方は、自分のインチャ癒しをしている過程で、父親が自分を愛していない事はとうに悟っていたが、母親については、何処かで、自分の味方の筈、と信じたく、母親が自分を愛していない故に出た言動を大目に見てきた事に気づかれたそうです。
しかし、母親が自分を愛していなかった。
報われない気持ち。生きていても仕方ない。
子供なのに、生きて行くって辛いなって思っていて。家族といても、3対1ならば、生きていても仕方ない、だからもう、20代くらいの時に、目をつぶったら30歳とか40歳になっていないかな、そうしたら、生きている時間が短くなるのに、って思っていた。
とらこ先生
「子供にとって愛情は栄養だから。そのインチャにものすごく共感してあげないといけないね。
絶望した○○ちゃんを救って行く事が大事。大人のあなたが光明を見つけなければならない。
生きる事を悲しみに思っているって、実は、ご法度なんだよ。
魂は、肉体をもって体験したくてずら―っと並んでいるんだ。魂の学校の中で順番待ちをしている。
貴女の魂は、今回は、すごく悲しみを体験したいと思ったのかも。魂って無謀な事をするから。
深い悲しみを体験したいと思ってきたけれど、実際、体をもち、心を持っているから本当に苦しい訳。
あなたは、愛をずっと親に求めてきた。
あなたは、それをずっと諦めずにきた。けれど、この親は変わらない。特にお母さんは変わらない。
何故なら、あなたに愛情をあげないよってご神仏様に約束しているから。
インチャ癒しは、蟻の一歩の様な作業。手間暇かかっても、その子達を救いに行かなければならない。
救ってあげる事で、インチャが満足する。すると、大人のあなたは、少しの事で満足できるようになる。
マイナス10からスタートの人とゼロからスタートの人がいる。
マイナス10が果たして負だったのか?
貴女のの苦労は無駄でなかったという事を貴女が分かれば。。。ゼロの人と比べたら苦しいじゃないか。
絶望、虚無感。この世的価値観で言えば、負の遺産を貰った。
神様との約束で、私はそれを感じに行きますと言っているのだから、だから、マイナス10のものを一杯もらった。
崖っぷちで、一歩間違ったら死ぬかも知れなかったというところ。
体の不調も、忍耐をもって受け入れる力がある。
嗚咽する、殺してくれと言うところまでいかないといけない。それは、あなたじゃなくて、インチャが言っているんだよ。
それほど辛かったという事なんだねって、感してあげないといけないんですね。
それさえもありがたく受け取っていくのが大事。それができるかどうかが問われているんだよ。」
クライアントさん
「誰も理解されないんだなーって悲しみで終わっていくんです。なんで私ばかり。。。と、人と比べてしまいますね。」
とらこ先生
「人と比べるくらいなら、前世、今世を見て決めなければならないんだよ。来世は、今世の修行で決まる。今世で幸せそうに見える人がいたら、その人は、前世で凄く苦労したのかもしれない。
何一つ不公平な事はない、という事が理解できたら、人と比べるというのが無用な事だとわかるよ。」
とらこ先生は、始終、この方のインチャ癒しの支えとなる数々の言葉のレメディーを施されていました。
身体的には、彼女の症状は、疥癬マヤズムと淋病マヤズムががっちりくっついているから、月経や皮膚に症状として現れているというホリスティック病理に基づく見解を述べられていました。
そして、彼女の内部で臓器の癒着が起こっているのではないかという事より、サポートφYuchaを「選ばれ、それに彼女に必要なレメディーを追加されていました。
ずっと「生きていても仕方ない」と思っていたクライアントさんは「救いとしては、最近毎朝生きている事への感謝と、今日も起きれた(死なずに済んだ)、太陽の光がありがたい、空に「ありがとう」を毎朝言う。
職場の人へ、こんな自分を雇ってもらえて感謝する気持ちが出てくる。など幸せを感じる事が出て来て、すごい変化だなと思うようになりました。」と仰っており、素晴らしい前進だと思います。
インチャ癒しは楽ではありません。
何か事件が起こり、乗り越えた筈のインチャ、いわば負のスパイラルに逆戻りする事があり、「もうやりたくない」「やっても無駄じゃん」と思いたくなる時もあります。
そんな時の自分も許し、諦めずに続ければ、いつか、とらこ先生の仰るように、辛い事が、実はありがたい事だったのだとわかる時が来て、その辛いという気持ちは昇華し、消えていくのでしょう。
とらこ先生、今回も、魂が浄化されるような相談会をして頂き、ありがとうございました。
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体や心の症状から、魂の声を聴き取り、三位一体でアプローチするとらこ先生。
とらこ先生の相談会では、身体面の改善だけでなく、インチャや魂へ癒しが起こる為、より幸せになり、人生が、より充実したものへと変化します。
常にキャンセル待ちの状況では御座いますが、とらこ先生の相談会をご希望される方は、チャンスが巡ってくる事を諦めず、是非、日本ホメオパシーセンター東京本部までご連絡下さい。(tel:03-5797-3136)
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