Merry Christmas!皆さま、お元気ですか?
本日は、化学物質過敏症・電磁波過敏症を主訴に持たれる20代女性のケースを紹介させて頂きます。
この病気は、健康な人であれば許容できる程度の極めて微量の化学物質や電磁波との接触で、さまざまな体調不良の症状が現れるものですが、その病態や発症の仕組みは明確になっていません。
重症になると、仕事や家事が出来ない、学校へ行けない…など、通常の生活さえ営めなくなる、極めて深刻な“環境病”です。複雑化した現代社会においては、この病気に悩まれる方は増加の一途を辿っています。
この方の場合は、小学校に入学してから体調を崩し、化学物質過敏症と診断されたそうです。
当時に比べるとだいぶ良くなっているものの、今でも体調を崩すことが多く、だるくて仕方がないそうです。精神が弱く、すぐに鬱になる。小さい頃から霊感があり、霊的なものや気的なものにすぐ影響を受けるようになったそうです。
大変難しいケースです。
とらこ先生との相談会が始まり、ご自分のカルマ的問題が分かり、それを解消すべく、霊性を高めるよう、頑張ってこられました。
しかし、相談会毎にとらこ先生が伝える言葉の意味がなかなか理解できないようで、インチャ癒しもなかなか進まないようです。
豊受自然農が主催する、秋の収穫祭に参加され、とても気持ちよく過ごされたそうですが、その後、様々な出来事があり、だるくなって体が動かない、という不調が続き、目が見えづらくなってしまったそうです。
本日の相談会で、とらこ先生は、この方の改善が難しい原因として、彼女の内にあるインチャや精神性が関わっていることを強調して伝えられていました。
『人はなぜ病気になるのか』インチャや精神性からくる要素を、とらこ先生は、大変分かりやすく説明されていました。
この方の場合、幼い時、ご両親が喧嘩ばかりをしており、『無視された。見捨てられた』という体験をしました。
そこから『他者は、自分を無視してはいけない。』というインチャ(価値観)が出来上がりました。しかし、同時に『自分は無視されて当然』と、潜在意識のどこかで信じ込ませてしまいます。
なので『無視される』というのは、この方が望んでいる事となり、傷ついたインチャを癒すまで、何度も同じような事件が起こります。
この方は、原因を外に見出そうとして、自分の根本的な部分に目を向けようとしません。
とらこ先生は、この方に、物事の考え方を根本的に変えていく必要性を懇々と説かれていました。
クライアントが目覚め、自立する為、療法家は、時に、厳しい言葉をかける必要もあります。
とらこ先生は、この方が良くなることを一心に願い、慈愛をもってお話しされていることが、クライアントさんにもヒシヒシと伝わっていたようで、とらこ先生を真っ直ぐにみて頷いていました。
また、この方が、このように重い病気になってしまった背景には、この方のお母様のインチャにも密接に関わっており、とらこ先生は、お母様に対するアドバイスやレメディーの提案もされていました。
今回の相談会で、この親子が目覚められますように。
2020年、とらこ先生の相談会は、本日が最終日でした。
難病を患われ、不安に思ったり、行き場のない怒りを感じたり、絶望感に打ちひしがれたり、心が折れそうになっているクライアントさんの体・心・魂が癒され、幸せに生きられるよう、とらこ先生は、ZENホメオパシーを施し続けられています。
とらこ先生は仰います『療法家は、利他心を持つ事。謙虚である事。』このような哲学が、ZENホメオパシーを高尚なものにし、その徳が、ZENホメオパシーを受けるクライアントさんに還元されていくのでしょう。
『医術のオルガノン』by サミュエル・ハーネマン
§1
“医師の最高で唯一の使命は病人を健康にすることであり、これが本来「治療」と呼ばれるものである。
したがって治療とは、目に見えない内部で起きている生命の活動や病気の発生における内的本質に関して無意味な思い付きや憶測を、いわゆる学説へと仕上げることではない。
病気のときに生じる現象や、そうした現象の背後にいつも隠され続けている直接の原因などについて、医師でない人たちを驚かせるために、難しい言葉や抽象的で大仰な言い回しでいいくるめ、
無数の説明を試みる事でもない。確かに、そういう説明の仕方をすれば、学のある専門家のように聞こえるだろう(今まであまりに多くの医師たちは、名誉欲に駆られてこのようなことに時間と労力をつぎ込んできた)。
その一方で、病気になった一般の人々は、助けを求めても助けられず、いたずらに嘆くしかなかったのである。このような衒学的なおしゃべりはうんざりである。
こうしたおしゃべりが理論医学と呼ばれ、専用の教授の地位までもが用意されているのである。まさに今こそ、自分を医師と呼ぶのであれば、苦しむ人々をおしゃべりでいいくるめることは、もはややめなければならない。
そして行動を起こす時である。真に人々を助け治療することに取り掛かるべきである。”
これを忠実に実践しているのがZENホメオパシーだと思うのです。
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