大寒とはいえ、この頃の寒さはまた格別ですね。
風邪も流行っているようですが、ホメオパシーで乗り切っていきましょう!
本日は、『①次男の介護 ②長男の子育て』を主訴とされる30代女性のケースを紹介させて頂きます。
この次男君は、誕生後すぐに「4番染色体長腕中間部欠失」がわかりました。
日齢19日後: 心室中隔欠損症の為の肺動脈絞扼術の手術を受ける。
1歳: 心臓カテーテル検査を受け、心室中隔欠損閉鎖術、肺動脈形成術。人工心肺を使い、輸血もした。
2歳: 敗血性症ショックにより、一時心肺停止。挿管によりすぐ回復したものの、人口呼吸器抜管後、心肺停止24分。肺から大量に出血。輸血。
。。。そして、蘇生後脳症により植物状態になってしまいました。24時間人口呼吸器管理、経管栄養で生き延びているという状況です。
とらこ先生との相談会は、この子が3歳の時に始まりました。
とらこ先生は、初回の相談会で「この子は長く生きる事が出来ない事を受け入れなければならないよ」と、このお母様へ伝えられていました。
そして、この事をどのように受け止めていくと良いのか、霊性面でのアドバイスをしながら導いていらっしゃいました。
そして、とうとうその時が来てしまったようです。先週土曜日、この子がこの世を去った、という知らせが、とらこ先生の下に届きました。
事前報告には、この様に書かれていました。
「1月1日にショートステイ先から気管内出血で病院へ搬送されました。
そちらの傷はすぐによくなったのですが、元々問題だった下痢に加え、悪い点がさらにみつかりました。
一つ目は、心臓の拡張障害
二つ目は、腎臓のダメージ
三つ目は、下痢により血液が酸性に傾くアシドーシス
どれも薬で治す事ができず、下痢だけでも良くなればという思いで、断食して点滴だけで過ごしました。水分から再開して調子がよかったので、食事を元にもどそうとしたら、アシドーシスが進んでしまいました。そのため、もう食事を取ることができないと言われ、自宅に戻すことができなくなってしまったと言われました。
その時に終末期の話がありました。
わたしは、看取り覚悟で家に連れて帰りますと伝え、病院側も家族の意見を尊重してくれました。
終末期の話しも家族みんなで聞くことができ、三年生の兄も涙をながしながら、真剣に話を聞くことができました。
退院するとき、とても顔色がよく、体調も良くて、このまま復活するのではないかというくらい、絶好調でした。
家に連れて帰ってきて、久々にお風呂に入ることもできて、スッキリして寝ました。
そして翌日の朝、私が体の向きを変えようと抱き抱えたら、心臓がとまりました。すぐ隣で兄も見ていました。
土曜日の朝ということもあり、家族みんなで看取ることができました。
すぐにおじいちゃん、おばあちゃん、いとこも駆けつけてくれて、みんなに囲まれながら最期を迎える事ができました。
日々無事に生きられたことを感謝するようこの子に教えてもらいました。
この子の母になれて、私は本当に幸せです。
今までサポートいただき、ありがとうございました。」
相談会でも、お母様は「やり切った。一日一日悔いなくやってきたから。自分を責める事は、一切なかった。これも、とらこ先生のお陰です。ここに来てなかったら、自分を責めまくっていただろうし、本当に酷い事になっていたと思います。」と気丈に話されていました。
親として、自分の子供に先立たれるほど辛い事はありません。
とらこ先生は、このお母様、そのご家族、亡くなられたお子様の魂の為に、導師の先生に伺いました。
すると、『99%予定通りの人生だった。普通の人で大体25%ぐらい予定通りの人生を送る。よくても50%ぐらいの予定通りの人生を送る。
それを考えると99%予定通りの人生というのは、相当予定通りの人生だったと言える。苦しんだかもしれないけれど無駄ではなかった。予定通りの苦しい修行をし、かなり満足度の高い人生だった。』という霊的見解を頂いたそうです。
とらこ先生は、『生まれた時から、この子は奇形で具合が悪くて、これも予定通り。8歳で亡くなるという設計図だった。魂の設計図がある。天界から来るとき「こういう生き方をします」と決めてこの世に来る。ひとえに、貴女の為にやったみたい。』と解釈されていました。
そして、この子がお母様に伝えたかった事を代弁され、この子の魂が更に昇華するための心経とマントラのお唱えを伝えられました。
お母様は、この子が満足してこの世を去った事を聞き、安堵されていました。
そして、今まで、この子の介護中心で生きてきたけれど、これからどのような生き方をしていくのが良いか。。。とらこ先生に相談されていました。
とらこ先生は、この方にとって最善と思われる事、そして、今まで、寂しい思いをしてきたお兄ちゃんと弟ちゃんへ、どのようなケアをしてあげると良いか、お母様と共に考え、アドバイスをされていました。
お母様は、とらこ先生の言葉を受け、自分にとって、そしてご家族にとって、自分がどうしていくのが良いかが明確になられたご様子でした。
とらこ先生は、この方の為に『サポートφReisei』を考案されました。
厳選されたマザーチンクチャーのコンビネーションに、とらこ先生が修行中に訪れた神社仏閣、山から頂いた御水からつくられた霊性高いレメディー、ジェムレメディー、そして霊性に関わるレメディーが入っています。
そこにこの方の身体的症状もカバーできるレメディーも加えて、この方専用のサポートφReiseiが出来上がりました。
お母様は、亡くなられたお子様へのお水にも一滴ずつあげる。と仰っていました。
気丈にされていたお母様ですが、相談会終了後に、とらこ先生にハグを求められました。
そして、とらこ先生の胸の中で肩をふるわせ涙を流されていました。
とらこ先生は、『8年間、よく頑張ったね。大変だけどよくやった。よく頑張ったね。』とこの方の背中を優しくさすりながら、『これからは霊性上げる事に向かって行こうね。こういう風に抱きしめる事を上の子にも下の子にも、夫にもしてあげてね。』と仰っていました。
本日も素晴らしい相談会をありがとうございました。