師走を迎え、何かと慌ただしい時期となりました。
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、50代男性、主訴「強迫性障害(確認強迫)」のケースを紹介させて頂きます。
不安感から電灯が消えていないのではと朝まで部屋のライトを見続けて眠れなかったり、
会社の重要なスケジュールや気になることを忘れてしまったらと思いメモを書いたり、頭で覚えていようとして結局眠れない。
全てに完全、完璧を求めてしまう。少しでもそこに不安があるとそれを打ち消すために強迫確認行為をしてしまう。
特に仕事に置いては自分がどのように見られているか(優秀な人間にみられなければならない)が気になり不完全感が増して、さらに強迫観念が強くなる。
家庭においても戸締り、各スイッチ、旅行の計画まで完全でないと強いストレスを感じる、、、とても重度な障害に苦しまれています。
この様に患われるようになった理由の一つとして、この方の生い立ちが深く関わっていました。
ご両親共に自己愛が強く、常に喧嘩をしている機能不全家族。
幼少時よりかなりつらい症状を抱えながらも、其れにめげることなく、逃げることなく、
しっかりと向き合い、辛さと共存しながら生きて来た方なので、かなり高い霊性を求められています。
なので、普通の医学やカウンセリングでは、なかなか治る事ができず、とらこ先生の下へと導かれました。
とらこ先生との相談会を重ねれば重ねるほど、この方の霊性生活の取り組みが増してきていらっしゃるようにお見受けします。
本日の相談会でも、ご参拝された神社や寺院についての報告から始まりました。
ご自身が体験された不動明王さまとの交信について報告されると、とらこ先生は、深く共鳴され、このクライアント様の霊性の目覚めを大変喜ばれていました。
「私も、私も阿弥陀如来さまに‘人生辛かったな’と言われた時は、涙が噴き出た。」と、とらこ先生ご自身の体験もシェアされていました。
そして、これから、この方が登拝されると良い山や神社仏閣についてアドバイスされていました。
今回の相談会で、とらこ先生の導師様を通じて神様から教えて頂いた事に、この方には二重霊性が出ているという事でした。
低い方の霊性が出てくると、心身に大きな影響を与えます。
この方の場合、「村八分にされる。追い出される。」という父方の先祖の意識が大半を占めているという事でした。
この「強迫性障害」も、ここに起因しており、自分自身の記憶ではない為、治すことが出来ない訳です。
これを治す為には、低い意識の昇華とリアル霊格を適性霊格に高め、全てのエネルギーを100%にするイニシエーションのご守護をご神仏様へお願いして、祝詞心経をお唱えせねばなりません。
祝詞の途中で急に、母方のお祖父さんの映像が浮かんだそうです(何の因果か、この方は、そのお祖父さんに一番似ていると言われていたそうです)。
その3日後、同じように浮かんできて、とてもしんどそうな感じだったので、「引き受けましょうか」、って言うと、どろどろした空気と、動き回る何かがどばーと頭に垂れてきて、その後、凄くしんどくなったそうです。
金剛山へ3回目に行った時くらいから、不動明王様に外して頂いた感があったそうです。
「金剛山に行って、空気が変わり、不安の要素が減ってきた。
止めてみよう。自然に消えるまでやってみよう。とやってみたら、止められた。
例えば、夜は、水を出せなかった(水道が止まっているかどうか、何度もチェックしなければならなくなるから)。冷蔵庫も開けられなかった。
でも、やってみたら、出来る事が増えた。水を出しても、チェックしないでいれた。
勇気が出た。止めてみようという勇気。
お祖父さんが関係しているか分からないけれど、不安要素が減って、自由な空気がついてきた気がする。
今も、水道をひねれるようになった。
絶対できないと思っていたガスもひねれるようになった。
20%くらい減ったかも。とらこ先生、ありがとうございます。」と仰っていました。
それに対して、とらこ先生は「いやいや、これはあなたの頑張りのお陰だよ。」とクライアント様を称えていました。
とらこ先生との相談会が始まった当時は、あまりに酷い強迫観念から、苦しくて、自分で包丁を腹に突き付けていたそうです。それも今では無くなった。
思いっきり自分を殴って、痛めつけていたそうです。
今では、殴ろうとすると、とらこ先生の声が聞こえるそうです。「どうして殴るんだ?」そして、「どうして殴るんだろう?」と自問自答するそうです。
暗闇の中でもがき苦しんでいた状態から、ご自身を救済するために光に向かって進んでおられる様子が伺えます。
とらこ先生とこのクライアント様が二人三脚で、懸命にインチャ癒しをされ、信仰心を深め(霊性向上)、ホメオパシーレメディーを欠かさずにとってこられた賜物だと思います。
本当に素晴らしい事だと思います。
とらこ先生は、この方が「この世で生きている事を許し、自分自身を取り戻す」為のワークを継続される事を激励されていました。
今回は、このご先祖様の意識とこの方の意識をサポートする、サポートφDoreiをベースに、身体的症状にもぴったりと合うレメディーを加えられていました。
この方は、甘いものが好きで血糖値の問題も抱えられていますが、とらこ先生は、それに対して、Syzygium Jambolanum(シジギウム・フトモモ)という、大変レアなレメディーを選ばれていました。
とらこ先生のマテリア・メディカの知識には脱帽です。
ZENホメオパシーで、心・体・魂がどんどん改善されているクライアント様ですが、ますます良くなられますように。
とらこ先生、本日も、霊性高く、真情あふれた相談会をありがとうございました。
***********************