9月に入りました。
七十二候では、禾乃登(こくものすなわちみのる)。
いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃。「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字だそうです。
東京では、先週まで猛暑でしたが、雨模様にともない肌寒い日々となってきましたね。
皆様、体調崩されたりしていませんでしょうか。
本日は思春期の男の子のケースをご紹介させて頂きます。
主訴は「ネフローゼ」です。
ネフローゼという病気は、「MSDマニュアル(家庭版)」のよりますと、
尿中に大量のタンパクが排泄される、糸球体(小さな穴が多数あいた微細な血管でできた球状の腎組織で、それらの穴を通して血液がろ過されます)の病気です。
タンパクの過剰な排泄により、典型的には体内への水分の蓄積(浮腫)をきたすとともに、アルブミンと呼ばれるタンパクの血中濃度が低下し、脂質の血中濃度が上昇します。
小児では、血圧は概して低く、立ち上がったときに血圧が低下することがあります(起立性低血圧)。ときにショックに至ることもあります。
血管からその外部の組織へと水分が漏れ出すために血液の液体成分の量が大幅に減少し、腎臓への血液供給量が少なくなると、作られる尿の量が減少して、腎不全 (腎機能がほぼ失われた状態)に至る場合があります。
まれに、尿量の減少を伴って腎不全が突然発生することもあります。
指定難病とされています。
この子の場合、6才の時に初発症し2ヶ月入院しました。その後もステロイド治療を続け、1年間再発しなかったのですが、その後また再発。
以後、7年間ステロイド治療(ステロイドを止めると)再発を繰り返しています。
とらこ先生との相談会は、本日で4回目となりますが、陰部・膝裏・肘内側にあった痒みと夜中に1回はあった夜間頻尿と睡眠障害は『大きく改善』と報告されていました!
前回のとらこ先生との相談会以来、ステロイドは一切とっていないそうです。
7年間という長期間にわたっていたステロイドを断つことができ、この様に短期間で改善の方向に向かわれているのは、ZENホメオパシーの為せる業だと思います。
とらこ先生は『完治する為には、自発的に熱を出す事が必要。それには、良い食事をし、規則正しい生活をする。そうすると体に余力がでてくるから自己治癒力が増えるんだよ。
食事の管理。心の管理。生活の管理。それをしっかりしないと余力が出来ないから、掛かり切る事ができないよ。』
と自然免疫のメカニズムを分かりやすく説明されていました。
ところが、この子は、諸事情があり、現在、学校に行っていないそうで、生活スタイルにむらがあり、規則正しい生活が出来ていない。というのがお母様の悩みだそうです。
『病気を治したいのだから、その為に、生活を正して、きちんと食事をとって』と、口酸っぱく話しても、なかなかいう事を聞いてくれない事にかなりストレスを感じられているようでした。
お父さんとも喧嘩をしてしまい、この子も、居心地が悪そうです。
とらこ先生は、お母さんに『気持ちがけしからんでは上手くいかない。そこには愛が必要。これをやったら愛するよっていう条件付きの愛では響かないのだよ。』とお母様に諭されていました。
そしてこの子にも、何故、親の言う事がきけないのか、彼の言い分を聞きながら『大人になるって言う事は、全部自分がコントロールするという訳に行かない事があるんだ。協調する。助け合うって言う事が大事なんだよ。』と優しく話されていました。
親がいう事に反骨ばかりしているようですが、本日のとらこ先生との相談会は、お母さんとの約束をきちんと守り、自分で朝早く起きて、こちらのセンターまで来てくれたそうです。潜在意識では、自分の魂の求める事が分かっているのでしょうね!
とらこ先生は、これに対して大変褒めてあげると、この子の表情にも笑顔がほころんでいました。
思春期の子供達は、ただでさえ難しいですが、この子の場合、難病を抱え、ヨーロッパ人とのハーフという背景もあり、輪をかけて難しくなっているようです。
とらこ先生は、この親子の間に立ち、それぞれの立場を尊重しながらも、上手く治癒に導かれていくよう、それぞれがすべきことをアドバイスされていました。
霊的見解では、この子には、二重の霊格があり、低い方が障りとなって体調を崩しているとの事で、この低い霊格が上がるためにすべきことを伝えられていました。
クライアント君は、お母さんと一緒に取り組むことを約束されていました。
とらこ先生が、この子に選んだサポートチンクチャーは、サポートφHankohです。それに、腎臓に親和性のあるレメディーやインチャの問題を解決に導くレメディーが加えられていました。
本日も、1時間と言う限られた時間内で、ホリスティック病理から霊性までを網羅した素晴らしい相談会でした。
このような貴重な相談会をシェア頂ける事は、本当にありがたい事です。心より感謝申し上げ、クライアント様の回復をお祈り致します。
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