初夏の風に肌も汗ばむ季節となってまいりました。
本日ご紹介させて頂くケースは、「強迫性障害(確認強迫)」を主訴にもたれる50代男性です。
不安感から電灯が消えていないのではと朝まで部屋のライトを見続けて眠れなかったり、会社の重要なスケジュールや気になることを忘れてしまったらと思いメモを書いたり、頭で覚えていようとして結局眠れない。
全てに完全、完璧を求めてしまう。少しでもそこに不安があるとそれを打ち消すために強迫確認行為をしてしまう。
特に仕事に置いては自分がどのように見られているか(優秀な人間にみられなければならない)が気になり不完全感が増して、さらに強迫観念が強くなる。
家庭においても戸締り、各スイッチ、旅行の計画まで完全でないと強いストレスを感じる、、、とても重度な障害に苦しまれています。
とらこ先生との相談会が始まり、出されたレメディーをとりながら、インチャ癒しと霊性の指導を受けられ、一生懸命取り組んでおられます。
その中で、この方が、この様に患われるようになった理由の一つとして、この方の生い立ちが深く関わっている事が分かりました。
ご両親共に自己愛が強く、常に喧嘩をしている機能不全家族。
幼少時よりかなりつらい症状を抱えながらも、其れにめげることなく、逃げることなく、しっかりと向き合い、辛さと共存しながら生きて来た方なので、かなり高い霊性を求められていることが一番の原因と考えられる。
なので、普通の医学やカウンセリングでは、なかなか治る事ができず、とらこ先生の下へと導かれました。
相談会の度に多くの気づきを得られ、症状は着実に改善の方向に向かわれているようです。
本日は、前回の相談会以降にご自分が行ったインチャ癒しの報告を提出されていました。
*概略*
とても小さい頃の思い出。
ご両親が喧嘩をし、父親が嫌がらせをして、母親とこの子を締め出しました。
母親は、家に入るために、この小さいクライアントさんの身長より高い位置にある窓に押し込み、家の中に入れて、中から玄関のカギを開けるよう仕向けました。
家の中にいるこの子を見つけた父親は、この子を怒鳴りつけ、その後は、この子を挟んで言い争い。
この恐ろしい体験をした後の小さな自分のところに、大人の自分が行って抱きしめ、優しい言葉をかけてあげます。
この子は、死ぬほどの恐ろしい体験に怯え、何かが駄目になった感じがする。と言います。
大人の自分が、この両親を叱りつけ、小さな自分にも、言いたいことを言わせました。
すると、急に、母親が、その子に飛びついてきて「ごめんよ、ごめんよ」と謝り始めたそうです。
この展開に驚き、大人の自分が子供の自分に入ってみると、母親に抱きしめられて、心地よく安心感があったそうです。
やっぱり、親から大事にされたかった。。。
その後、1年半ぶりに、お一人で実家に帰省されたそうです。
すると、お母様と会っても、以前のような暴力的な感情は湧いてこなかったそうです。
****************************
とらこ先生は、「これは、素晴らしい進歩だったね。」と、クライアント様と共に喜びを分かち合いました。
そして、クライアント様は「大きな変化は分からないですが、自分の持っている不安が減っていると思います。」と実感されているようです。
しかし、未だ「心の穴」は満たされる事無く、忙しさでごまかしてしまう事がある事も話されていました。
この方が恐れを分離できない理由について、とらこ先生は霊的見解を伝え、この方の潜在意識にアプローチします
クライアント様は、その言葉一つ一つをしっかりと受け止められているご様子でした。
インチャや霊性の側面だけでなく、このクライアント様が、今出されている心身の症状、環境を鑑みて、
とらこ先生は、随時におとり頂くものとして、サポートφKabinを選ばれ、それにこの方に必要なレメディーを加えられていました。
朝・昼・晩と取っていただくレメディーは、選ばれたその理由を聞くと、全てが腑に落ちるものばかりで、とらこ先生のレメディーに対する知識には、いつも驚かされます。
このクライアント様が、益々良くなっていかれます事をスタッフもお祈りさせて頂きます。
この方は、とらこ先生の修行にも大変関心を強く持たれているようで、とらこ先生が登った山や訪れた神社仏閣に行ってみて、その時に感応した報告もされていました。
これも、とらこ先生という療法家に対するクライアント様からのゆるぎない信頼があるからこそ起こっている事かと思います。
本日も、素晴らしいケースを共有頂き、ありがとうございました!
***********************