春爛漫。4月に入り、新生活がはじまる季節となりました。
皆様、桜は堪能されましたか?
ほんの短い期間だけに咲き誇り、風と共に薄い花びらはさらさらと散っていく桜は、本当に美しいものですね。
本日、とらこ先生のもとを訪れたクライアントさんの主訴は「前立腺癌」。
別の問題でMRI検査をしたところ、癌が発覚したそうです。自覚症状が無かったので、大変大きなショックを受けられたそうです。
現代医学で、手術をして腫瘍を切除する予定でおられ、とらこ先生も、それに対して良い決断だと思う、と同意されていました。
とらこ先生の方では、ZENホメオパシーで、この方をホリスティックにとらえ、この問題を乗り越えるための様々な側面からのアプローチをされていました。
まずは、家系的背景について。お話が進むにつれ、お父様との葛藤が大きかった事が浮き彫りになりました。
等身大での愛をもらっていないから、愛するという事が分からなかった。。。
とらこ先生が、長年、多くのクライアントをみてきて分かった事は、人が病気になる要因の一つとして、霊的な原因、カルマがあるという事だそうです。
この方もそのケースの一人でした。
何故、自分が癌になってしまったのか?とらこ先生から、そのカルマ的理由を教えて貰い、深く納得されているご様子でした。
「手術で取り除いても、ここが分からず、同じことをしていたら、また別のところで癌になってしまうよ。」と、とらこ先生に言われ、
「夫婦生活20年目にして、最近になってやっと、人を愛するっていうのは、こういうことかなって分かるようになってきました。」と答えられていました。
それを聞いて、とらこ先生は「きっと上手くいくでしょう」と仰られていました。
そして、更に様々な事を伺い、今、この方に必要なレメディー、また手術を予定されていることも鑑みて、その時に必要なレメディーを選ばれていました。
クライアントさんは、受けるアドバイス一つ一つ、深く頷きながら、とらこ先生について行く覚悟を決められている様子でした。
とらこ先生は、相談会終了後、外で待機していた奥様を相談会室に呼び入れました。
奥様は、とらこ先生の顔を見るなり、「なんだか涙が出ちゃった」と、今まで溜め込んでおられた感情が溢れ出たご様子でした。
とらこ先生は、奥様にむかって、この様な言葉をかけられていました。
「旦那さんが後から自分で言うかもしれないけどね。。。
貴女には、今まで苦労をかけた。愛情を示さなくて悪かった。これからは、二人の仲を密にしていきたい。と仰っていましたよ。
私達の命は限りあり、誰だって、いつまで生きれるか分かりませんから、その中でベストを尽くすよりありませんね。
二人で手を取り合いやっていって下さいね。これからやる事はいっぱいあると思いますから。人々の為に。
今日は、来てくれて、どうもありがとうございました。」
クライアントさんは「不器用だから。。。」と仰られ、お二人とも、感無量の極みの中、本日のとらこ先生との相談会を終えられました。
癌という診断は、否が応でも「死」への連想を引き起こし、それが故に、自分自身をかなり深く振り返るきっかけになるかと思います。
腫瘍を無くす事だけに焦点を当てるのではなく、クライアントさんの生命そのものの尊厳を大切にしたとらこ先生の相談会は、とても深く魂に響くものでした。
本日もありがとうございました。
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