【講義レポート】12/5 (土) CH9期(統合医療)SP1期合同 小谷先生ライブ講義

 

本日は小谷宗司先生による「日本薬草学」講義が行われました。

小谷先生は、薬草学に関して重要ポイントを押さえながら丁寧に解説して下さいました。
薬事法の説明や、生薬、ハーブの解説、普段の生活でも取り入れられる薬草活用法など、広範囲にわたり分かりやすく説明されました。

普段あまり聞く事のない専門的な用語もありましたが漢方、薬草、生薬、薬事法の話など学生の皆様はとても興味をもたれ熱心に聴き入っていました。

日常にある植物の偉大さ、効果など、単純なことで肝心な物が何か気づく事もあリます。照準を絞ってステップアップしていきたいですね。薬剤師である小谷先生による熱意がこもった充実した講義となりました。

小谷先生、ありがとうございました。
学生の皆様お疲れ様でした。

【講義アンケート】
●6時間に渡り、薬剤師の視点から180ページもの資料を見ながら、日本薬草学をじっくりみっちり教えていただきました。その中で、生命関連食品である薬用作物の栽培や品質などが、各種法律で厳しく規制されていることを見ていきました。ホメオパシーセンターの運営に役立つ情報でした。また、薬用植物、有毒植物のセッションでは、ホメオパシーレメディーの原物質である、サラシナショウマ(シミシフーガ)、イヌサフラン(コルチカム)、バイケイソウ(バレチュームアルバム)、クリスマスローズ(ヘラボレス)、クサノオウ(チェルドニューム)などのお話しがあり、非常に参考になりました。本日で小谷先生のレクチャーは最後との事でとても残念ですが、教えていただいた法律情報から、コンプライアンスから逸脱しないよう、ホメオパシーセンターの運営を今まで以上に気をつけて行っていきたいと思いましたし、学んだ薬用植物、有毒植物の情報からより良い健康相談をできるようにしていきたいとも思いました。全4回合計24時間のレクチャーを興味深く聴講させていただきました。熱意のあるご説明が印象的でした。本当にありがとうございました。

●毎回とても楽しみにしていた薬草の授業も今回で最終回となりました。終わってしまうのは残念ですが法に関することなど多くの情報について学ぶことができました。深い知識と経験からお話いただいたことは貴重です。法と現状が何だか矛盾しているような、また解釈がこじつけみたいなことも面白いような怖いような。賢い人はこういうことを知っているのだと思います。薬草は元々とても興味があったので頂いた資料、教えて頂いた根拠のある図鑑など宝物になりました。同族の植物について等、もっと深く知りたいのでこれからも探求していきます。知らずに毒性植物に結構さわっていたことも今日わかりました。(イヌサフランは地面に花だけニョキっと出ていてきれいだったのでつんだりしていました。)プラセボーのお話はことばをかえると感性だと思いました。病気は自分で治すというのは本当だしその手伝いをしたいと思います。1年間ありがとうございました。

●毒性をはらみつつ、優れた効能を持ち合わせ、自らが動くことはないけど、鮮やかな色彩や淡い色彩で様々に私たちを魅きつける植物は、魅力的だなぁと、聴きながらドキドキしました。用量や食べる部位、時期によって死に至る可能性があって、安易に乱用できないように存在していたり、私たちが自然界と対峙するようにできているのかな、、、小谷先生のアプリがあったらいいなぁと思いました。歩いていて見つけた植物の写メを撮ったら先生の解説が流れるとか、、持ち歩いて山や野やそこら辺を散歩したいと思いました。是非作って下さい。豊受とのコラボも楽しみにしています!薬草茶やドライフルーツ、ぜひ食したいです!ありがとうございました。

●薬草栽培の基準がこんなに厳しいことに驚きました。日本国内での栽培が進まない事に納得しました。医薬品として取り扱う為には一定の基準、管理が厳しく、事細かに決められていることは致しかたないことなのかもしれません。中国産は食品を含めあまり信用できないので、国内での栽培が広がることを望みます。コマクサのお話がとても心に残りました。主観、技術が排除されていくのは現在の流れだと思います。それらが失われていくのは大変もったいないことと感じます。どの薬草をとっても”病気がなおるのは自分自身の力”それを忘れずにいようと思いました。

●日本で用いられている生薬の大半が中国からの輸入に頼っていること、安定した供給が難しくなり、国内での栽培が急務となっているが、中々上手くいってないことなど、生薬を取り巻く難しい状況を肌身で感じる授業となりました。現在、種苗法による農作物の問題が取り上げられていますが、生薬についても安全で安定した供給が危ぶまれるかもしれないことがわかりました。こういったことは日々の生活の中では知る機会がありませんが、個々の生活と健康に大きく関わることですので、多くの人に知られるようになるといいなと思いました。

●身近にある植物が毒があり、知らないと怖いなと有毒植物の所で思いました。先生が病気を治すのは薬ではない、自分の力なんだと話されているのが意外でした。ホメオパシーと一緒でした。私もレメディーをとる時、これで治ると思って飲もうと思います。興味を持って一日聞いていました。フィトコースをとって、小谷先生の講義を受けられて良かったです。どうもありがとうございました。

●1年間ありがとうございました。漢方薬も副作用があると聞いたことがあったので、ほとんどとったことはなかったのですが、先生のお話を伺ってホメオパシーのレメディーにも似ているなあと思いました。病名は関係ない所、効用が幅広い所など、いざという時には漢方薬試してみたいと思いました。庭に咲く花にも有毒な花があることに驚きです。スズランなどは切って一輪挿しにして楽しんでいますが、間違えて口にしたら大変でした。

●生薬等に使用される様々な植物を知ることが出来た。毒性の強いものが多く全然知らなかったので、役に立った。中にはホメオパシーのレメディになっているものもあり、植物はそのまま加工、レメディーにする、その他の使い方で様々な可能性を秘めているのがわかりました。小谷先生の授業がこれで終わりかと思うとさびしい気がしました。また一般の講座にも出て頂きたいと思いました。

●生薬の具体的なお話、薬用植物の栽培技術や法規制のお話など大変に参考になりました。私は心理療法と共にホメオパシーをクライアントさんに提案して症状の改善を目指していきたいと思っているので「西洋医学重視の端っこでいかに代替医療従事者としてかかわっていけばいいのか」という点において、改めて心構えができました。ありがとうございました。

●中国や日本の現状の話はとても興味深く聞きました。(そして、栽培の難しさetcも)有毒植物は身近なものが多く、はっとするものばかりでした。毒を薬として使う…ホメオパシーと同じだと思いました。普段、薬は否定的に考え、使うことはないのですが、生薬の勉強を通してどうやって何を原形として薬が作られているのかわかり、薬全般の見方が変わりました。

●薬草学4回ありがとうございました。法律を学ぶ機会はないのでここで触りだけでもどのようなものか知ることができてありがたかったです。植物の写真がいつも綺麗で分かりやすく載っていて学びが楽しかったです。有毒植物の学びはとても興味深く面白かったです。実際の植物はなかなか見ることはないので写真もありがとうございました。見られて良かったです。

●今日も沢山の植物についての興味深い解説でした。生薬については、漢方薬とは違うのはわかるのですが、市販薬ではなく、個人で利用する方法があれば、知りたいと思いました。祖母がおなかが弱いとゲンノショウコを煎じて飲んでいたような、小さい頃の記憶があります。独特なにおいがありました。今は売っているのも見掛けることがありませんが。4回の授業は資料も豊富で美しいものでした。ありがとうございました。

●詳しい資料と豊富な知識とご経験に裏付けされた講義でとても勉強になりました。”薬品”というカテゴリーがどんなに厳格か、又、大手しか生き残れない世界だということがよく分かりました。しかし医薬の世界も世界標準をつくることでどんどんとう汰されていく風潮も感じました。ありがとうございました。

●難しい内容も多かったですが何となく中国が生薬の面でも日本の脅威になっていることが分かりました。今後日本でもっと安定して生薬が栽培できて供給して行けるようになったらいいなと思いました。小谷先生の植物、生薬愛がいつもとても伝わります!ありがとうございます。

●小谷先生の法律のお話をもう一度聞きたくて再受講させていただいています。難しい文章をていねいにお話して下さり大変ありがたいです。御嶽山の植物のお話を聞きたいです!又、受講させていただきたいです。

●いつもながら大変中身の濃い授業をありがとうございました。植物に対する興味が更に増しました。機会がありましたら、植物園などでの野外実習など企画して頂けましたら、ますます理解が深まるのではないかと思いました。

●とても熱心な先生のお話しで、とても興味深かったです。先生方が努力されて、色々活動されている事を知り、とても感動し、感謝します。次の講義も楽しみにしています。ありがとうございます。

●本日は午後のみの授講でしたが、漢方の生薬を一つずつ説明くださったので、生薬にも興味がわきました。有毒植物の中では、身近な物が毒だったりするのにおどろきましたが、青梅やすずらんなど少し注意が必要だと思いました。

●大変貴重な内容の講義を受けることが出来感謝です。これだけではなく又受けてみたいと思います。薬事法、有害な植物については、より学ぶ必要があると思いました。

●コマクサの内容の説明の際にお話されていた御嶽信仰の中で患者の意志力により自らの免疫力を高めるという事がすごく考えさせられました。

●生薬の生産国と自国の生産量の説明には驚きました。如何に中国依存か生薬の成分分析からしても国産のものがダントツ良質なのだということを認識しました。

●本日も沢山の薬草のご説明ありがとうございました。内容が盛り沢山なので情報消化に時間がかかりそうですが、貴重なお話ありがとうございました。

●ありがとうございました。内容盛りだくさんで消化不良ですが、何に注意すべきなのか、よく考えるきっかけになりました。ありがとうございました。

●法律とホメオパシーの関係についても、気をつけるべき点を意識する必要性について、説明して頂けてよかったです。

●薬草学のまとめのような形で全体像が理解しやすかったです。薬草についてはレメディーとの関連も深く興味深かったです

●とても興味深く、ためになりました。ありがとうございました。

●すごく丁寧な内容で心から感謝です。

●集合住宅に住んでいるのでベランダでのプランターでハーブや野菜を育てていますが、できるかぎり国内産の種子を有機土と言われているもので過程を楽しんでいます。

●「日本の薬草の概説・特徴④」講義、有難うございました。生薬の世界は膨大な背景があることが伺い知れました。テンカフンの素を知ることができ嬉しく感じました。本日もありがとうございました。

●コマクサの所で、病気を治すのは自己治癒力であって薬ではないとおっしゃていた事に対して強く同意いたします。有毒植物について、時間がなくなり詳しくお話をうかがえず残念でした。

●4回通して、貴重な講義をありがとうございました。CH1期の時にも、小谷先生のお話を興味津々お聞きしましたが、その時は植物が好きで、面白い内容だったのですが、今、ホメオパシーセンター開設して7年目になり、センターでの運営上法律のことも視野に入れるようになって、その中で今回薬機法等、法を通じて植物を扱う視点を繰り返しお話伺えたことが本当に学びになりました。自分が安心して情報を発信したり、ことばを使用するために必要な事を詳しくお聞きすることができました。ホメオパスとして植物抜きにやっていくことができないので、気持ちを整理して次のことを考えていきたいと思います。また、小谷先生の講義を受けたいと思います。ありがとうございました。


●午前中の法律関係の話が難しかった。一部の大企業の製薬会社がもうかるような仕組みになりつつあるような気がする。GMPも伝統の生薬を作る技術を排除するってどうしてそのようなことをするのだろうかと思ってしまった。伝統技術は残した方がいいのではないのでしょうか。日本がPICIS加盟をしたので仕方ないことですが。植物の話大変面白かったです。ありがとうございました。


●薬草植物について知らなかったことが沢山あり、興味深く聞きました。中国からの輸入が7,8割ということですが…漢方は元々中国から伝わったものなので、仕方がないと思うのですが、食養生の考えでは、生活している土地のものを食べるのが良いと聞いたことがあります。その様に日本に元々ある植物で、中国からの輸入に頼っているものを代用することは難しいのでしょうか。まったく同じものでなくても、何らかの代わりになる植物があるといいのにな…と感じました。(また、中国から薬用植物が伝わってくる前には日本ではどういうものを使っていたのか、気になりました。民間療法のようなものだとは思いますが、調べてみようと思います。)小谷先生は大切なことは何回も言って下さるので、とても分かりやすく有難いです。病気を治すのは”自分の力”というのは(よく由井先生もおっしゃっていることでもあります)根底として、やはりずっと心に留めておかないといけないことだな…と改めて思いました。

●生薬の業界も大きく変わろうとしているということで、今後どうなるのかと関心があります。コロナの予防接種は薬草学からみても随分危険なのだとわかりました。こうした菌、病気についても、予防接種(ワクチン)とかではなくて薬草(植物療法)が広がればよいなぁと思います。そのアプローチの仕方を考えていかなければならないと感じました。

●今日も熱血指導有難うございました。沢山の情報量で、フィトセラピストとしてやっていくにはどこまで覚えるべきなのか、どこが関係するのか、少し混乱しています。フィトセラピストとして漢方の事まで覚えないといけないのかなと思いました。毒性のある植物は参考になりました。

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