「日本の農業、食、未来を考えるシンポジウム」由井大会長の発表は「自家採種での自然農、 腸を健康にする伝統食が日本を救う 知られざるゲノム編集技術の闇」をテーマに行われました。
シンポジウム レポート▼
https://toyouke.com/tokyo2020/
またこの発表は「とらこ先生のコロナを越えて、タブーを越えて、この時代を生き抜く10の講座の第4回「種」としての位置づけとなります。
由井大会長はまずは、イメージがわかないという方のためにゲノム編集についての仕組みと遺伝子組み換えとの違いも含めてお話いただきました。
ゲノム編集食品は遺伝子を破壊する技術であることやEUでは禁止されているものが日本では安全性も問われず申告の義務もない点などに触れ本当にこういうものを食べて大丈夫なのか?と疑問を投げかけ、本当に食の安全と健康を守るために重要なことをお話いただきました。
次にゲノム編集された不自然な動物や作物の画像を表示しながらそれぞれの問題点について指摘しました。
自然ではない農業や食は土地や人体への深刻な影響もさることながら、科学でもほとんど未知である遺伝子の神聖な命の領域を人間が編集しいじくり回すことは傲慢ではないか、と問題提起を投じました。
また自然農を行っている百姓にとって、在来種、固定種の作物が、遺伝子組み換えや、ゲノム編集された種にいつの間にかウイルスのように汚染してしまうことも非常に大きな問題です。
種子がグローバルな企業に独占されると、海外で大きな問題となっているように、これまでの多様性があった私達の在来種、自家採取などの種が徐々に失われ、少数の人為的に操作された不自然な種へと変わっていってしまい、地域における種の多様性が失われてしまうことも由々しき問題です。
またゲノム編集による突然変異はその仕組みを強制的に次世代に受け継がせ、例えその生物の存続を妨げる場合でも、100%近い割合で遺伝させ、代々受け継がれてしまうようです。
遺伝子が異常になったらどんなことになるかを長崎の被爆3世の親から生まれた子供のケースを例に紹介されました。脾臓がない奇形で生まれ、心臓の単心室があり、肺と心臓を繋ぐステントが入れられている状態の子です。
それでもこの子がZENホメオパシーで心臓、腎臓、腸の機能が上がり、数値が改善、血液が綺麗になってステントの詰まりがなくなり、体温調節の弱さから毎年熱中症になっていたものが今年はならなかったという良い報告が届きました。
由井大会長の相談会を通して、母の意識が変わり、早いうちになくなるかもしれないこの子の命に対してあまりかわいそうと思わなくなり、一人の人間として尊敬できるようになったとのことでした。
遺伝子が異常になることの問題についてこの子のケースを通して皆に教えてくれたのだと思います。由井大会長から感謝の言葉が送られました。
その他にも様々な問題について取り上げましたが、最後は明るく希望の持てるような豊受の野菜、加工食品、発酵食品などの映像と霊的見解を由井大会長が紹介し、またアルゼンチンの若者のバンドが遺伝子組み換えに対してNOを突き付けるメッセージをロックに乗せた音楽が紹介されました。
大事なことは「食べたものが自分を作る」ということ。由井大会長の思いが込められたメッセージが一人一人に伝わったようです。とても前向きな気持ちで元気に発表が終わりました。
発表概要 ▼
https://toyouke.com/tokyo2020/「自家採種での自然農、-腸を健康にする伝統食が/