本日も、難しいケースが続きました。
その中の一つ、心臓の奇形を患う女性のケースを紹介させて頂きます。
とらこ先生から出されたレメディーをとっている間は症状が出ませんが、睡眠時間を削ったり、無理をすると痛みだすそうです。
とらこ先生は、その痛みの種類、基調などをヒアリングし、心臓の病理をクライアントさんに説明しながら、その方の心の背景を探ります。
この方は、幼少期から両親からの愛を受ける事ができずに育ち、今でも御家族内の問題は絶える事がありません。
「自分が頑張れば、問題は解決される」と、様々な努力をされてきましたが、更なる問題が浮上してきます。
これに対して、心から失望されていました。
また自分を叱咤激励して、仕事にも打ち込み、心休まる時が無いようです。
そんなクライアントさんに、とらこ先生は、今起こっている家族の問題も、この方の魂の器を大きくさせる為に起こっている出来事である事を優しく諭されていました。
それに対して、クライアントさんは、
「もういいです。もう関わりたくない。」
「何度も見逃してきたし。苦しい。
もうやりたくない。何もいい事ないし、嫌な事しか起きない。
何も変わってない。こうすれば変わると思った。何一つ解決していなくて、もうやりたくない。」
「人間は嘘をつくし、汚い。」
と、とらこ先生に食ってかかっていました。
それでも、とらこ先生は、穏やかに、
「あなたの魂が純粋な故に、凄く傷ついてしまうんだよね。全部自分が抱えないで。抱え過ぎているんだよ。何とか、家族が幸せになって欲しいと願った志は素晴らしいね。でも、それをやると君の心臓がもたないんだよ。自分を大事にする事を第一に考えてみて。」
と、言葉のレメディーを与え続けられていました。
そして、この心が緩んで楽になっていくレメディーを選ばれました。
この相談会が終わった後、とらこ先生は「皆、発展途上なんだから、良いんだよ。いつか分かってもらえる時が来る事を信じています。」と、このクライアント様の健康と魂の成長を一心に願われ、仰っていました。
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