本日CHhomではCH7・8期生対象の由井学長による「ケーステイクと分析」の講義が行われました。
この講義は、由井学長の相談会を共有し、学生が各自でレメディー選択に取り組む、ホメオパスとしての感覚を養うための実践的な講義です。
由井学長の相談会では多くの学生が見守る中、学長の観察眼が光るケーステイクが行われ、これまでの人生で深い絶望を抱えているクライアントに対して学長は一つ一つ丁寧に言葉をかけ、温かい愛情あふれた空気の中カウンセリングが進められました。
今回も、複雑な難しい難病のクライアントさんでした。由井学長は病名にとらわれず、産まれてからこの病気をもらうまでのその人の生き様に耳を傾け、その時の苦しみ、悲しみ、絶望感にくみ取り、共感する事を通して、自分自身への理解を深めるカウンセリングを行いました。魂の琴線に触れたクライアントさんが感情があふれ、涙を流されたのが印象的でした。
またこれまで摂って来た薬歴、免疫力、緊急度、霊性についての理解度など異なる2件のクライアントへ由井学長がそれぞれの方に合わせたケーステイクをされ、ホメオパシーだけでなくインナーチャイルドの癒し、霊性の向上への指示など、さまざまな示唆を含めた由井学長の相談会は、学生の皆様にとって非常に多くの学びを得られたことでしょう。
ホメオパシーの健康相談で磨かれた由井学長の洞察力は素晴らしく、クライアントの方がそれまで気づかなかったことが明らかにされ、進むべき方向、インチャ癒しの重要性について、明確なアドバイスがなされました。
午後からは、学生同士が互いにディスカッションする自習時間と学長の分析の時間が行われ、 由井学長と学生の選択したルブリック、レメディーの比較によってもさらに理解を深められました。
後半のケース解説の時間では由井学長の考察とレメディー選択の根拠が示され、由井学長の奥深い洞察から成り立つZENホメオパシーの理解を実践的に深めることができました。
由井学長のケーステイクを学べる場は大変貴重です。ホメオパスでこのような場を公開している方は世界的にも稀でしょう。本日は卒業生・聴講生も参加され、卒業後も研鑚を積んでいるホメオパスにとっても得られるものが多くあったようです。
今回の講義でも、ホメオパシー的な知識を得るだけでなく、深く人間について理解を深め、ホメオパスとしての技術だけでなく、自らの魂を精進させる事の重要性が伝えられました。
由井学長、皆様、本日も1日お疲れ様でした。
どうもありがとうございました。
【講義アンケート】
●今日の2つのケースもそれぞれ難しく、ルーブリックを決めるのも大変でした。1つ目のケースを見ていて、1年半やって治らないという事は、カルマなどの問題があるからと先生はおっしゃっていましたが、今、取り組んでいるケースと似ているところが多く、ホメオパシーだけでは難しいのかと思っていました。皮膚症状はとても難しいと思います。2ケースとも現在表れている問題に近い事柄が多く、とても勉強になりました。ルーブリック一つ選ぶのも、似たようなルーブリックも複数あり、とれを選ぶかで穴が開いたり、全く違うレメディーが出てしまうので、選び方が未だに難しく思います。先生の選び方を学べる貴重な授業をありがとうございました。
●今日も貴重なケースをありがとうございます。由井先生の処方はもちろん深くて同じ処方は出来ないのですが全体的に出てきていたルーブリックを私も出せるようになってきたので、前回より少しは処方に慣れてきたのかなぁ。と思いました。今日、印象に残った言葉は、「損をすることはお布施と同じなので霊性が上がっていく。」ということでした。今の世の中損をしたくないという人が多いですが、損することを恐れず負けることをよしと出来るように霊性を上げ、インチャを癒していきたいと思いました。ありがとうございます。
●由井先生ありがとうございました。生ケースを観察して、限られた時間の中でルーブリックを選ぶのは、まだまだ難しいです。出てきたレメディをどう選ぶか(好転反応が出やすい?/出にくい処方など)もクライアントさんを見て加減していくのだと学びました。先生の考察を聴いて、なぜその病気を得たか、なぜその病気に至ったか「そういうことか」と納得することばかりでした。誰もが苦しい人生は嫌だと思いますが、敢えて苦しむ、敢えて受け取ることの意味を考える1日でした。ありがとうございました。
●有難うございました。2件目の男性は、病院に行くと、精神障害、精神病というレッテルを貼られるに違いないと思うのですが、このように親身に相談会を受けられて、カルマのこと、これまでの人生のことを掘り下げて寄り添って下さり、どんなに救われたことだとうと感激しました。西洋医学では一蹴される症状だと思います。精神障害とレッテルを貼られている方々の中にも、もっと救いを求めている魂があるだとろうと思いました。カルマについて質問がありますが、これまで質問したことがなく、勇気が出ませんでした。次の機会に手を挙げてみます。
●前回の学習を踏まえて2回目の分析で、時間が全然足りなくてもたもたしました。でも自分で考えてみてから、先生の見解を聞くことで、考える力や理解が深まり、いつもより疑問も具体的に出て来て良かったです。先生の必要な事を聞きだす質問の仕方、ルーブリックの選択、レメディーの選択、スピードが速すぎて、いつも当たり前のように見ていましたが、あらためて本当に職人技だなと思いました。見て学ぶことで、少しでもその要素を自分の中に取り込めたらなと思いました。
●寅子先生のクライアントへの細部な観察眼は素晴らしく、レメディーの導き方はとても学びになりました。また、腎と不眠の関係についてや、腎臓の役割について、病理と臓器の関係性について新たな役割を知ることができて良かったです。もっとマテリアメディカを勉強したいと思うようになりましたので、勉強頑張りたいです。今日の授業で、ホメオパシーはとても奥深く、探究心をかきたてられる素晴らしいものだと再認識できました。
●1度目よりは、寅子先生の処方と同じレメディーを見つけられましたが、やはりかなり難しくクライアントの話しも聞いているようでまだまだ聞き取れてない話もあり、反省するばかりです。前回よりはレメディーも探せるようになってきて少し楽しくは感じましたが、1つ1つのレメディーをもっともっと学ばなくてはと思いました。今回のクライアントさんがどのように変化されていくのか、知ることが出来たら幸いです。ありがとうございました。
●ルーブリック選びの難しさを改めて感じました。間違いなくこれだと思ったものがあとから振り返ってみると微妙な違いでやっぱりこっちの方が良かったと思うことがありました。ハーネマンがプルービングをしてデータを集めていた時代のことを考えて、度数が小さくても穴があかない方を選んだ良いというのはわかりやすかったです。サポートに入れるレメディーが思いつかず、まだまだ勉強が必要だと思います。
●今日も質の高い講義をありがとうございました。ルーブリックをひくのにどの項目を選ぶのかが本当に難しく、このケース分析では他の方のいろいろな考えも聞くことができるので、とても参考になります。今回は、全てのルーブリックがあてはまらない場合の考え方やレメディーの選択について、分かりやすく説明していただき、今後の学生相談でのレメディーの選択に非常に役立ちそうです。ありがとうございました。
●今日のケースは、今までのケーステイク分析のケースの人より、寅子先生の話の進め方にもよりましたが分かりやすかったです。マヤズムの出し方も、深いマヤズムと浅いマヤズムの話もあり、病原体のレメディーについてももっと見られたらなと思います。QXからの測定結果についても、まだまだ分かっていないところがあり、数少なくなりましたがこれから内容を見ていけたらと思っています。
●今回の授業もとてもむずかしかったですが、とても勉強になりました。いまひとつルーブリックの選択がうまくいきません。クライアントの中に自分を見ることがあり、時々、苦しくなります。又、症例の情報用紙の書き方が いまひとつ判らなくて困っています。他の生徒さんが提出されたものを見本としてみせてもらうとありがたいですが、何だか焦りしか出なくなりました。
●今日もありがとうございました。ケースをみて解説して頂けるこの授業は大変勉強になりました。何回か出席していると全く分からなかった3年生の時より、より良く理解できるようになってきました。わからなかった部分も皆さんの質問で解決し、自分の相談会にまた違う視点で処方できそうです。楽しい授業でした。
●ケース分析クラスに初めて参加しました!!今まで仕事などで日程が合わず残念に思っていましたが大変刺激的なものでした。通常のケーステイクよりももっと頭を使って質問もたくさんできてとても楽しかったです。来年卒業できても参加したいと思いました。ありがとうございました。
●けっこう判断するのがむずかしいケースもあり、カルマもかかわってくるという場合にはクライアントさんに祝詞をすすめてみます。でも少しずついろいろな関連がつながっていくこともわかり、キーになる病原体の霊的見解がとても大事になっていくことが理解できました。「損することをあえてしてみる勇気」おもしろい提案だなと思いました。
●ケースを見せて頂いたお二人に感謝します。症状から本当に必要なルーブリックを選ぶのは難しいなぁと思いました。やはりホメオパシー病理をきちんと学習すること、レメディーをよく知ることが重要だと思いました。ケースをやっていく上では、この知識は欠かせないと今日のケース分析で益々強く感じました。
●症状ばかりに気を取られて、必死にルーブリックが正しいかどうかにとらわれていましたが(やっとそれに慣れてきたかも…の段階です)、由井先生のクライアントさんの現在、昔からの全体像を見通しておられ、まるでドラマのようでその鮮やかさに唖然としました。もっと深くクライアントさんを見る目が必要だなぁと痛感しました。
●初めてレメディー選択に参加した感じでしたが、そもそもの知識が不足している(LM、C、X)、レメディーやサポートの特徴が分かっていないなど、もっと勉強+資料を整理 しないとと思いました。でも、ルーブリックの選び方のコツは少しつかめてきました。細かいところはもっと勉強していきたいです。
●今回のケースは2件ともインチャと霊性に深く関わっていており、体が出す症状だけでなく、その視点から深く見ていく事が重要ですごく難しかったです。基本的なマヤズムだけではなく、ノゾーズやマザーチンクチャーなどの霊的見解もしっかり勉強しないといけないなと思いました。
●霊的な問題が原因でなった病氣を治すのは、かなり大変なんだという事がよくわかりました。またルーブリックだけではなく、その人の氣質をしっかり確認する事の重要さがよくわかりました。重要なルーブリックもわかったのですごく勉強になりました。ありがとうございました。
●今日のケーステイク2件はルブリックを絞り込むのがとても難しかったですがとらこ先生の解説を聞いて出て来たレメディーにとても納得しました。最近正確に症状を拾う事、ルブリックを最適に選ぶことの難しさを痛感しているので今日の授業はとてもためになりました。
●今日の相談会の方は2名とも霊性の不一致、逆転親子のケースで難しいケースでした。特にアトピーの方の随時のチンクチャーの選び方はまったく思い浮かびませんでした。病理生理の理解を深めないと選べないと思うので復習しなければと思います。
●たまたま指されて、まとめ役になったが、似たようなルーブリックにおいての選択でいかに正確に選ぶかは大切と思った。1も2もよくあるレメディが上位に上がり、合ってるのかなと思ったが、説明を受けると色んな面から正しいとわかった。
●今までのケースに比べて比較的わかりやすいものだったように思います。随時の中に入れるものもわかりやすかったです。霊的見解もまだ勉強の余地があります。MM検索してなるほどとつながる時は、この上ない喜びなのでしょう。頑張ります。
●難しいケースだと感じました。特に2ケース目のルーブリックに入れたいと思うのが多くて迷いました。似たようなケースで悩んでいたので、とても参考になりました。ありがとうございました。
●特にアトピーの症状は、勉強になりました。まだまだ、ルーブリックの選択、レメディーの選択は難しく、迷ってばかりですが、以前よりは理解できるところも多くなってきたように思います。
●あっという間の一日でした。皆でレメディー選択をしましたが、とても難しく霊的なカルマ、修業、不一致等を判別しやすくするのはとてもむずかしく・・・学びが必要だなあ思いました。
●症状をクライアントの方に受け止める覚悟を促すことが出来るようになるには、ホメオパス自身の霊性向上や日々の研鑽が大切なのだと思いました。今日もありがとうございました。
●ケーステイク、難しいですが、実際みんなと考えながら行うと色んな視点が学べて勉強になります。抑圧した症状に対するルーブリック選択、レメディー選択がむずかしいと思いました…。
●毎回とても勉強になります。2つ目のケース。これから自分が学生相談で始めようとしているケースに似ていて、とても勉強になりました。ありがとうございました。
●改めて、マテリアメディカ分かってないなーと反省しました。~っぽいというイメージがつかめていません(汗)焦りがすごくてインチャも暴れていますが、がんばります。
●ルーブリックを選ぶときにせっかく先生と近いものを考えていても番号が違うので、その細かいところの選択が難しいと思いました。改めて病理の理解は大切だと思いました。
●まだまだ私には難しいケーステイクと分析の授業です。どのルーブリックを選べばよいのか症状と病理の関係やマヤズムの関係等本当に難しいです。
●霊性やインチャ、カルマの問題がある場合の由井学長の相談会の進め方を拝見していろいろと学ぶことができました。
●自分には思いつかないルーブリックがたくさん出ていて、とても勉強になったし刺激になりました。
●とてもわかりやすく説明していただきありがとうございました。興味深くきかせていただきました。
●選び方が難しいですね。穴が開いている時の選び方の考え方が少しわかりました。
●今日は集中して眠くなることもなく楽しい授業でした。ありがとうございました。
●1日ありがとうございました。今日も勉強させて頂けて感謝です。
●本日もありがとうございました。難しかったです。
●勉強不足を感じました。
●ありがとうございました。