「オルガノン講読」 講師:由井学長 CH4期プロフェッショナルホメオパス養成コース

由井寅子学長
東京校

本日は昨日に引き続き、CH4期への由井学長の講義「オルガノン講読」が行われました。

●午前 由井学長「オルガノン講読⑫ 精神の病気と感情の病気」後半のライブ授業

4年間で学ぶオルガノン講読もいよいよ最終の講義となりました。ハーネマンが最も重くとらえた病気のひとつ精神の病気と感情の病気について、本日も由井学長が対応した精神病のケースとあわせて学んでいきました。

講義では現代のうつ病、自殺率が増えていると言われる背景とその実態、向精神薬などの問題を取り上げ、また抗うつ剤を過剰摂取して自殺未遂を図った方が、由井学長の三次元処方により心を癒し、断薬に成功し、社会復帰できるまでになったケースが紹介されました。

オルガノンの記述と照らしてみると由井学長の三次元処方は実にハーネマンの指示に基づいており、マヤズムへのアプローチも的確に行われていることが改めて分かります。実践の面からホメオパシー理論を深く理解できるのは由井学長の講義の醍醐味です。

またホメオパシー哲学や真の生き方と霊的な考え方についても学びが多く、長年のアトピーによって自尊心を失ったクライアントさんが由井学長の相談会を通して、自分の人生を肯定できた時に感謝が溢れる体験をしたという素晴らしい報告がありました。

由井学長の体と心、魂で学ぶオルガノン講読の講義は学生の皆様にとってかけがえのない財産となるものです。学生の皆さんはこれからも更なる学びを深めて行ってください。

●午後 由井学長「オルガノン講読⑪」一面的な病気」後半のDVD上映授業

昨日に引き続き、本日の講義では、ハーネマンがオーガンと慢性病論に記した内容を、由井学長がゆっくり丁寧に紐解くと共に、その内容に則したケースがDVDで上映されました。

ケースでは化学物質過敏症と薬害による不定愁訴に苦しむ患者さんへのアプローチ方法が解説されると共に、治癒経過が映像で公開されました。

回を重ねる毎に確実に症状が緩和し、それと共に美しく、人生が開けていった患者さんの物語が映像で映し出されると共に、症状の少ない慢性病の中から、どの症状に着目し、診断し、レメディーを選択したのかが伝授されました。

授業終了後には、由井学長ライブの質疑応答が行われ、授業で分からなかったポイントや日常での質問など、さまざまな質問が寄せられ、学長は、丁寧にわかりやすく解説されました。

学生の皆様も昨日に引き続き、本日も多くの学びを得たようです。

由井学長ありがとうございました。学生の皆様お疲れ様でした。 

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目次

講義の感想

「オルガノン講読 午前」の感想

  • 聞けば聞くほどZENメソッドの力と安全性を思い知らされます。由井先生が苦しみながら、それでも前を向いてコツコツと御尽力くださったおかげで私達はその恩恵をいただいているのですね。そしてオルガノン、慢性病論等を原書から翻訳して下さった澤元先生のおかげでもあります。みなさまありがとうございます。今後ホメオパシービギナーさんとお会いする機会がありますが、キットからの使用の際にもZENメソッドを元にお伝えしていこうと思います。
  • 精神疾患の方で、精神錯乱や自殺願望の状態にある方がクライアントさんでいらっしゃった場合、言葉かけやレメディー選択、状態の把握など、どのように対応していいのかやはりなかなか難しいと思いました。今日のうつ病の女性のケースでいくつかヒントがあったので、実践に生かしては行きたいと思いますが、Aur.は扱いがまだよくつかめず怖くて出せない感じです。ケースはとても素晴らしく感動し、学びが多いです。由井先生、今日も貴重な講義をありがとうございました。
  • アトピーの人のケースの改善ぶりは目を見張るものがあり、夜明けの来ない夜はないということを実感しました。どのケースもそうですが、レメディーと共にとらこ先生の言葉のレメディーが素晴らしい効果を生んでいると思いました。ありがとうございました。
  • 本日もありがとうございました。由井先生の授業、だいぶ技術的なお話がきけました。とても実践的です。私が先生の授業に出るのは先生の言葉をききたいからなんだなーとあらためて思いました。先生の言葉で元気になる私。いつもありがとうございます。
  • 抗うつ剤、向精神薬の功罪は本当に大きい。薬害を出していく過程で、クライアントさんが乗り越えなければならない試練ははかりしれないですね。モーレツな競争社会で頑張って頑張ってまわりに精神を病む方が少なくないので、なんとか力になれるホメオパスになれるよう学びを深めねばと思いました。
  • 向精神薬の心身への影響はすさまじいものだと改めて感じました。しかし、そんな大量にとってきた人でもホメオパシーには希望があるとクライアント、とらこ先生のセッション(ケース)を見て思いました。ありがとうございました。
  • 2つのケースも大変勉強になりました。由井先生がクライアントの方にお話しするお言葉、いつも感動します。向精神薬や抗鬱剤は本当に恐ろしいなあと思います。言葉のレメディーの重要性なども大変興味深かったです。今日もありがとうございました。
  • オルガノンに書いてあることに忠実に行えばかなり適確にレメディーの選択ができるようになると思いました。オルガノンしっかり理解できるようになりたいと思いました。ありがとうございました。
  • §224でクライアントへの「言葉のレメディー」の重要性について学びましたが、見極めないと、その言葉がかえって抑圧になり、悪化してしまうとのことで、注意が必要だということを認識しました。
  • 言葉のレメディー、精神症状はよくよく注意して取り組む重要性を再確認しました。ありがとうございました。
  • 午前 昨日から通いで、ちょうど今疑問に思っていたことと一致していたので、とても良かったです。
  • 精神の病気、深いです。Psorとの関わりとても勉強になりました。

「オルガノン講読 午後」の感想

  • どの授業もどの瞬間も大切な学びの時間になっていて、確かに私の中に存在してくれていることを感じます。特に昨日今日の一面的な病気について、感情の病気と体の病気の関係について、抗疥癬レメディー、介入レメディーについて、ソーラの立ちあがりについて、ぼんやりとした概念的な形で私の中に存在していたと感じました。ただ、それを他の人、一般の方やクライアントさんや、または同じホメオパシーを学ぶ人に対して伝わるように言語化、文章化することが私にはできないなと痛感しました。これはまだしっかり自分のものにできていないなということなのだろうなと感じてしまいました。
  • 一面的な病気は、改善までにとても時間がかかると思いますが、クライアントさんがとらこ先生の言葉から、幸せになる権利に気づかれ、一歩ずつ進んで赤ちゃんを抱かれた姿には感動しました。どんなクライアントさんもというわけにはいかないかもしれませんが、希望をもって、接していきたいと思いました。
  • 今回の講義のパートは難しかったです。一面的な病気の隠れている部分や、マヤズムのソーラの理解、アプローチの仕方、順番など、はっきり理解できていない部分があり、わかっていたと思っていたことに疑問が湧き、少し混乱している感じになりました。マヤズムのことももっと詳しく勉強しなければと思いました。よく復習して、わかっていること、わからないことなど頭の中を整理したいと思います。ありがとうございました。
  • 自分によいことは相手にもというふうに思わないのでしょうか?世の中の動きが一部の既得権のある人にぎゅうじられている事実は、とても残念です。私は、自分がこれから何をすることができるのか、もう一度じっくり考えていきたいと思います。ありがとうございました。
  • 隠れている病気を見つけ出すための努力を惜しまぬように、根気強くやっていきたいと思います。自分でできる最大の処方が出せるよう、日々努力しようと改めて感じました。今日もありがとうございました。精神の病気、深いです。Psorとの関わりとても勉強になりました。
  • 久しぶりにロックフェラーなどの話を聴け、ホメオパシーの現状に危機感を持ちました。ホメオパスの内輪でも分断しているので、なかなかアロパシーに対して共同戦線を張れないのが難しいところだと思います。
  • ZENメソッドの処方の素晴らしさを再確認できました。抗疥癬治療は、他の療法ではできないのだと。ホメオパシーの勉強進めて卒業してホメオパスへ。
  • 一面的病気についての取り組みは焦らず、じっくりと観察して取り組むことが重要なんだと思いました。ありがとうございました。
  • 精神的な症状は必ず出てくるものだと思いますが対応が対処が本当に難しいなと思いました。
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