「オルガノン講読」 講師:由井学長 CH4期プロフェッショナルホメオパス養成コース

由井寅子学長
東京校

本日はCH4期への由井学長の講義「オルガノン講読」が行われました。

●午前 由井学長「オルガノン講読⑫ 精神の病気と感情の病気」前半のライブ授業

ハーネマンが生涯をかけて研究したホメオパシーの原理が書かれた「オルガノン」。この難解な著書を何度も読み込んだ由井学長による深い解釈が、学生たちに丁寧に分かりやすく伝えられました。今回はハーネマンが慢性病を最も悪化させる「精神と感情の病気」についてのパートを取り上げました。

不幸な結婚生活や自責の念に苦しむような心の病気は、バスティーユの監獄やガレー船に繋がれるよりも健康を損なわせ病気を悪化させるそうです。ハーネマンは、患者さんの心を治療するために人間愛を持つようにという言葉をホメオパスに遺しています。

由井学長の元にも精神病の患者さんから何度も相談のメールが送られて来ます。どんなに大変なクライアントの問合せにも由井学長は真摯に向き合い、相手の声を聞きながらもその方のインチャを気づかせてあげる霊性的なやりとりを行い、そうしてクライアントさんが少しずつ気づいて行きます。難しいケースの対応から学ぶことがとても多くありました。

後半は最も深い病気である感情の抑圧による無感情・無感動のケースが紹介されましたが、由井学長のお互いを分かち合うような心のこもったケーステイクによって、徐々にクライアントが心を開き、閉じ込めた感情に気づき、自分自身を主張することができるようになっていく様子はたいへん感動的な内容でした。改めてホメオパスの仕事の素晴らしさを感じられました。

●午後 由井学長「オルガノン講読⑪」一面的な病気」前半のDVD上映授業

現代人の多くは、生命力の弱さと医原病による症状の抑圧によって、症状が出せずに、慢性化しております。症状の少ない慢性病は、病気が複雑化しており、治療する事は大変困難です。

その症状の少ない慢性病をどう治療していくのか、本日の講義では、ハーネマンがオーガンと慢性病論に記した内容を、由井学長がゆっくり丁寧に紐解くと共に、その内容に則したケースがDVDで上映されました。

授業終了後には、由井学長ライブの質疑応答が行われ、授業で分からなかったポイントやインナーチャイルドに関する質問など、さまざまな質問が寄せられました。

学長は、ご自身の体験とともに一つ一つ丁寧に深い洞察とともにケースの取り方のノウハウなど、わかりやすく解説されました。

学生の皆様は真剣に聞き入り、本日も多くの学びを得たようです。

由井学長ありがとうございました。学生の皆様お疲れ様でした。 

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目次

講義の感想

オルガノン講」ライブ授業の感想

  • インチャ癒しの大切さをあらためて実感しました。インチャセラピーコースに参加し、苦手だったクライアントにも向き合えるようになりました。でも感情的になり、しょっちゅう騒がれますが、自分自身の気持ちがすわったためか、以前よりも落ち着いて関われるようになり、今日はその人を思い出しながら聴いていました。自分が変わると相手も変わる。本当にその通りだと思います。まだまだ修行が必要です。先生のようにご自分のインチャに内省出来るようになりたいです。
  • ホメオパシーと出会い、インナーチャイルドという概念を知り久しく、今年に入り「インチャに向き合わずに先には進めない」と痛切に感じて、7月からインチャセラピーを受けています。セラピーの進行に合わせるようなタイミングで、授業もケース見学も私に様々な事を発見させてくれています。少し前までは、悲しみと恐れでいっぱいでした。ここ最近は、怒りと悔しさでいっぱいで、「この怒りは何なんだ?」とずっと考えていましたが、今朝の授業で、少し前の悲しみ、恐れと同様、この怒りが自己卑下から来ていることに気付きました。ダメな自分、完璧じゃない自分を認めて許してあげていないのだと、ハッとしました。ありがとうございます。
  • 今日の講義は、泣けて泣けて仕方ありませんでした。今私には、自分と向き合うための出来事が来続けていて、ずっと苦しくてどうにか乗り越えたくいろいろ試しているのですが、何かポイントをはずしているような感じがしていました。本日の講義で、私は、大人の自分が今の大人の自分を癒そうとしていたのではないかと思い至りました。元は子供の時の自分、置き去りにされている子供の自分なんだと改めて分かり、もっと子供の自分に会ってインチャ癒しをしていく必要があるのでは、と思いました。そして、他力に頼んで般若心経も毎日唱え、このお知らせの出来事を受け取って癒し、このインチャを乗り越えていこうと思います。インチャ癒し、霊性を上げることが、いかに重要か、本当によくわかりました。今日の講義は正に、今の自分にとても必要な講義だったと思いました。由井先生、本当に大切な気づきをいただき、貴重な講義をありがとうございました。
  • 心の問題を癒さなければならないとハーネマンが言い、それを「インチャ癒し」というメソッドに組み立てたとらこ先生の経験からのお話、重かったです。今日は、今の自分に響く言葉がたくさんあり過ぎました。ダメな自分を許します。負けてもいいじゃないか!!を実践します。
  • 慢性病を悪化させるものは心の苦しみと怒りだなんて、ここで学ばないければ決してたどり着けない境地でした。「自分のニーズを聞いてあげなさい」と最近子供達や周りの友人によくアドバイスするようになりましたが、改めて私が私自身のニーズを聞いてあげているか、今日考えさせられました。
  • その人の病気に対して生き方、考え方が変われるようなセッションをしっかりしていこうと思えました。命を取られるという言葉に少しびっくりしつつ、病気は神因であること、信仰の大切さ、深めていきたいと思います。ありがとうございました。
  • 肉体的に過酷な中で過ごす事より、心の苦しみと怒りの方がソーラを立ち上がらせて悪化するということを聞いて、インチャ癒しの大切さを感じました。ハーネマンがフリーメイソンだった事に驚きました。本来のフリーメイソンの意味は悪い意味ではないということを聞いて、昨日ちょうどフリーメイソン、イルミナティーの事についてのTV番組を見て、怖いと思っていたので、この話には驚きました。
  • 大変深いお話でありがとうございました。とても心に響きました。ケースの方のきびしい人生、あんなにつらい思いをしても、あそこまで回復できるのだと感動しました。ありがとうございました。
  • 相談会をしていくうえで、直結する内容だったと思います。クライアントさんのことをよく考えて、よりよいレメディーを出せるよう、努力していかなきゃ! と思いました。明日のつづきも楽しみにしています。ケース①の方も、先生の魂の処方でずいぶん元気になられて、本当によかったですね!
  • 精神、感情の病気が治療のブロックになっていることがよくわかりました。インチャ癒しは不可欠と思います。自分のインチャにもしっかり向き合って少しでも心豊かになりたいと思います。
  • 今日のお話も、とても勉強になりました。治療していて、性格が変わっていく話も興味深かったです。ありがとうございました。
  • ソーラの事が私は全然理解できていないと思いました。オーガノンは1年生の頃は読めば読むほど混乱するばかりで、読むのをやめてしまいましたが、今ならもう少し面白く読めるのではと思いました。

「オルガノン講読 午後」の感想

  • プルービングと症状(内在するものの表面化)が今日はっきりしました。出てきた症状に対して、また対応していく必要があることを前提に取り組んでいきます。二次的ソーラ、この症状の時はどのマヤズムかというのをしっかり判断できるように学びを深めたい。先生が最後にお話して下さったこと、今まさに自分が向き合い気づきを得たインチャの源でした。自分を大切に生きていきます。ありがとうございました。
  • オルガノンの解説をしていただき、字面だけでよく理解できていなかったところが、しっかり分かりました。ありがとうございました。由井先生のインチャの話は、いつ聞いても涙が出そうになります。今もそう苦しんでいる人が世界にたくさんいるのだと思います。
  • 一面性の病気については、難しかったです。授業の復習をオーガノンをしっかり読みたいと思います。とらこ先生の本当の気持ちを今日はたくさん聞かせていただきましてありがとうございます。明日も頑張ってきます。よろしくお願いします。
  • 今日の講義はなかなか難しい内容でした。学生ケースをしていると、特徴的な症状がほとんど出ていないような方もいらっしゃって、TBRをひくのも難しい時があります。今日いくつかわかったこともありましたので、実践で生かしたいと思います。まだよく理解できていない部分もあるので、一度今日の講義内容をよく復習して理解したいと思います。また明日の後半の講義も集中して受講させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
  • 日本人は薬をたくさん飲み、医療費が国防費より高いということを聞いて、こういうことが病気を治りにくくさせているんだなと思いました。化学物質過敏症のケースでは、Drフィッシャーの処方と値段に驚きました。1回目のケースで慢性症状と急性症状を分けてTBRしたり、過敏症の方にはLM2から始めるところが勉強になりました。
  • 午後の授業から、続いての質疑応答まで、今、対応させて頂いている相談者さんが、どうしたらよりよく生きて行けるようになるかという自問に対するヒントを沢山いただけました。またボロ泣きでした……(涙)。ありがとうございました。
  • わからないことだらけでした…。もう一度オーガノンを読み返そうと思いますが、理解できるのかどうか。電磁波過敏症の方はこれからどんどん増えそうですね。今日のケースはすごく参考になると思いました。
  • こちらの講義は難しかったです。オルガノンは先生の解説が無いと読めません。でも4年前と比べると随分理解出来るようになりました。ありがとうございました。
  • 一面的な病気、見落としてしまいがちなこと、何が大事なのか、じっくり考えてやることの大切さ、考えさせられました。
  • 一面的な病気の難しさを感じました。見えている所をよくとらえて、判断したいと思いました。ありがとうございました。
  • 一面的な病気改めて難しかったです。
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