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本日は日本豊受自然農・洞爺農園におきまして、この時期恒例となりました、花摘みツアーが開催されました。
今回は昼頃から雨が降り始め、時折激しく降るあいにくの天気となりましたが、無事に開催することができました。参加者は車でお越しの方と、マイクロバスでお越しの方に分かれて、13時までに洞爺農園に到着。セミナーハウス前に集まって、開会式が行われました。
その下にはオレンジジェムマリーゴールドが花を咲かせており、その香りを楽しんだ後に、昼食の時間となりました。今日は豊受の野菜カレーにコロッケ。長旅の疲れと空腹で、皆さんあっという間に平らげていました。
途中で雨が激しく降り始め、予定していた植物観察は様子を見ることに。そのかわり、とらこ先生による質疑応答がおこなわれました。
ふだん皆さんが困っていること、悩んでいることに対して、レメディーやマザーチンクチャー、特に洞爺で栽培しているハーブを使って、どのように対処していけばいいか。ここでしか聞くことができない、特別な時間となりました。
続いて、洞爺農園の米丸先生による、マシュマロ作りと、草木染めの染め液作りの実演がおこなわれました。
とらこ先生による質疑応答が行われている間、米丸先生が農場からマーシュマロウとバプティジア、エレキャンペーンを収穫してきて、そのまま実演の材料に。どちらも完成は明日ということで、続きと結果はお楽しみです。
その後、雨が降る中でも植物観察に行こうということになり、皆さん、カッパを着て外に出ました。すると、とたんに雨脚が弱まりはじめまして、なんとか植物観察もできそうな感じがしてきました。
ルータ、カレンデュラ、オレンジジェムマリーゴールド、チコリー、アグリモニー、マロウ、ベトニー、ボラーゴ、レモンバーム。
途中、マザーチンクチャーの試飲や、ブルーマロウティーの色の変化も楽しみながら、とらこ先生の解説を聞いて、皆さん収穫をしていきました。特に今年はカシス(クロスグリ)がちょうど収穫期で、子供も大人も、とらこ先生も、甘酸っぱくて美味しい果実を食べつつ、明日のジャム作りの材料を収穫しました。
タイム、セージ、そして今年もこの時期に満開となったエキネシア。
この土地に合うのか、草丈も大きく、洞爺のエキネシアは本当に気にあふれています。丘の上の農場へ向かう道中、道端に自生するフキの葉を刈り取り、とらこ先生と子供たちは、傘代わりにして歩きました。
丘の上では、エレキャンペーン、シンファイタム、ミュルフォリューム、ホーリーバジル、アルファルファ、ベルガモット、ユーパトリューム、マザーワート、ハイペリカムなどを観察、収穫しました。途中、雨が激しくなったときは、あずまやでシソ濃縮を飲みながら休憩。
セミナーハウスに戻り、農場でつんだ花を使って、花冠を作りました。
とらこ先生が冠のベースとなる紐の編み方を子供たちに丁寧に教えると、子供たちは飲み込みが早くて、すぐに指の動かし方をおぼえていきます。そこに色とりどりの花をあしらって、かわいらしい冠ができました。
1日目の最後は、お楽しみのバーベキュー。
無農薬の野菜や、新鮮な魚介類、やきそばなど、北海道ならではの食材を多く使い、焼きたてを美味しくいただきました。
そして、キャンプファイヤーと花火も、皆で楽しみました。とらこ先生と手をつなぎ、皆で火を囲んで踊っている様子は、
大人も子供もない、無邪気で純粋なもので、皆さん心から楽しんでいただけたのではないかと思います。
明日の2日目も、植物観察と収穫、そしてさまざまな実習が予定されています。明日は天気が回復してくれますように。