豊受自然農園で学ぶホメオパシーを活用した家庭菜園コース 第3回
講師:由井学長
とらこ先生と豊受自然農園で学ぶ、ホメオパシーを活用した家庭菜園コース。
今日は冷たい北風の吹く曇天の下、その3回目がおこなわれました。
昨夜、函南は雨模様でしたが、今朝は雨も上がり、終日畑での実習となりました。
今回も、とらこ先生を導師とする祝詞にはじまり、続いてニンジン畑での草取りを皆でおこないました。
農薬を使わない自然農では欠かせない草取り作業。
手先もかじかむ寒さの中で、腰を曲げて草をとるのは、慣れている人でも大変な作業です。
とらこ先生が語る「農民には忍耐がいる」という言葉が、身にしみて感じられる体験でした。
それでも皆で分担して、ずいぶん効率よくおこなうことができました。
その後はダイコンの収穫。
そして、ホメオパシー自然農独自の農法であるレメディー散布が行われました。
栽培する作物や害虫などの種類に応じて、同種のレメディーやティッシュソルトを活用する方法は、ホメオパシーのさらなる可能性を感じさせるものでした。
続いてお待ちかねの昼食時間。冷え切ったからだに、あたたかな炊き込みごはんやスープ、魚の干物、さらには豊受の野菜をふんだんに使った煮物や揚げ物、焼き物、漬け物など、盛りだくさんなメニューでした。素材の良さを生かした美味しい昼食で、半日の作業で疲れた方にも活力を養っていただきました。
午後からは薄日がさして、富士山もその頂きを雲間から覗かせるようになりました。
はじめにコマツナの収穫、そしてダイコンやカブの収穫。さらに、ニンニク畑での草取りがおこなわれました。
同じ単子葉植物であるニンニクとイネ科植物の雑草を見極めながら、皆さん慎重に作業を進めていました。
ネギの収穫をした後は、植物の構成元素と散布レメディーについて、とらこ先生に講義をしていただきました。
講義が終わると、皆さんお買い物タイム。産地直売の新鮮な自然農の野菜を、袋いっぱい購入して、帰途につきました。
夜になると、伊豆地方では再び雨が降り始めました。
実習中は寒かったものの、何とか雨や雪が降らずにすんだのは、寒風が吹き、手足の凍える寒さの中で、いかにして、またいかなる心構えで、農業をおこなうべきかということを、実体験をもって教えようという、神様の思し召しだったのかもしれません。
参加者の皆様にとって、貴重な学びの機会だったのではないでしょうか。
次回は3/10にライブ開催されます。その頃には、春の訪れを感じつつ実習をすることになるかもしれません。